家計簿のつけ方|記入例で分かる今日からの手順と、カード払いを二重に書かないコツ

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家計簿は貯金するためにつける!継続しやすい家計簿のつけ方と見直し項目を徹底レクチャー

この記事で分かること

  • 記入済みの家計簿例と、そのまま使えるフォーマット(記入欄)
  • カード払い・電子マネーのチャージ・ATMの引き出しを二重に書かない記録のしかた
  • 紙・表計算・アプリの上手な選び方と、月末の見直しポイント

「家計簿をつけ始めたけれど、カードで買った分と引き落としを両方書いて合計が合わなくなった」「何を書けばいいか迷っているうちにやめてしまった」とお困りではありませんか。

家計簿は、「使ったお金」「入ったお金」「これから引き落とされるお金」の3つの欄に分けて書くだけで、今日からすぐに始められます。

数字が合わなくなる理由の1つは、買い物をした日と口座から引き落とされた日の両方に二重で記録してしまうことです。

しかし、「物やサービスに払った時点だけを支出にする」とルールを1つ決めておけば、このミスは防げます。

記録に使うツールはノート(紙)・表計算ソフト・アプリのどれを選んでも構いません。

普段の支払い方法や、家計簿に充てられる時間に合わせて選ぶのが長続きの秘訣です。

まずは記入例を参考にしながら、同じフォーマットに今日使った分を書き出してみましょう。

この記事の結論

  • 家計簿は「使ったお金」「入ったお金」「これから引き落とされるお金」の3つに分けて記録するだけで、今日からすぐに始められる
  • 支出にカウントするのは物やサービスに払った時点だけで、カードの引き落とし・チャージ・ATMでの引き出しは支出に含めない
  • ツールは続けやすさを最優先に選び、月末は「見直す項目1つ」と「翌月の大きな支払い予定」だけをチェックする
目次

家計簿の記入例|「使ったお金」「入ったお金」「これから引き落とされるお金」に分けて書く

家計簿に記録するのは、「使ったお金」「入ったお金」「これから口座から引き落とされるお金」の3つだけです。

これらを別々の欄に分けておけば、クレジットカードで購入した物は「使ったお金」に書き、実際の代金引き落としは「これから」の欄で管理できるため、同じ支払いを二重に計上してしまう心配がなくなります。

記入済みの例(仮例)

以下の例は、手取り(税金や社会保険料が差し引かれて口座に振り込まれる額)が月25万円の人が、10月25日から31日までの1週間に記録した家計簿の仮例です。

利用しているクレジットカードAは「月末締め・翌月27日引き落とし」という仮の条件にしています。

なお、「締め日」は利用額を集計する区切りの日、「引落日」はその集計分の代金が口座から引き落とされる日を指します。

使ったお金|払った日に、費目・払い方・金額を1行で書く

「使ったお金」の欄には、支払った日付・費目・内容・払い方・金額を1行ずつ記入します。

クレジットカードで購入した物も、引落日ではなく買い物をした日付で記録するのがポイントです。

払い方の欄にある「交通系IC」は電車やバスなどで利用するチャージ式の電子マネー、「口座振替」は家賃や公共料金などが口座から自動で引き落とされる仕組みのことです。

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日付費目内容払い方金額
10月25日食費スーパーの食料品現金2,480円
10月26日日用品ドラッグストアカードA1,650円
10月27日住居費家賃口座振替70,000円
10月28日交通費電車交通系IC420円
10月29日食費コンビニの昼食交通系IC560円
10月30日外食ランチカードA1,200円
10月30日通信費スマホ料金カードA3,980円
10月31日趣味本現金1,540円
7日間の合計---81,830円
使ったお金の記入例(仮例。金額は説明のための仮の値)

この7日間のあいだに、ATMで現金1万円を引き出し、さらに交通系ICカードへ現金2,000円をチャージしていますが、どちらも「使ったお金」の欄には記入していません。

口座から財布へ、財布から交通系ICへと現金を移動させただけで、まだ商品やサービスを購入したわけではないからです。

交通系ICで支払った電車代と昼食は、実際に利用した日付でそれぞれ記録しています。

入ったお金|手取りの額を、入った日に書く

「入ったお金」の欄には、給与の手取り額など、口座や財布に入ったお金を入った日に書きます。

給与明細の総支給額(額面)ではなく、実際に口座へ振り込まれた金額を書くのが大切なポイントです。

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日付内容入った先金額
10月25日給料(手取り)給料が入る口座250,000円
入ったお金の記入例(仮例)

これから引き落とされるお金|引落日と額を書き、口座に残す額を決める

「これから引き落とされるお金」の欄には、クレジットカードの請求額や口座振替の予定を、引落日の早い順に記入します。

この欄の合計金額が、引落日までに口座へ残しておくべき金額となります。

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引落日何の支払いか金額引き落とされる口座
11月27日カードAの10月利用分明細で確定する額(この7日間の分は6,830円)給料が入る口座
11月27日家賃(口座振替)70,000円給料が入る口座
これから引き落とされるお金の記入例(仮例)

カードAの請求予定額6,830円は、「使ったお金」の欄に記入したカードAでの支払い3件分(1,650円・1,200円・3,980円)を足し合わせたものです。

このように、「使ったお金」の合計がその月の支出、「入ったお金」の合計がその月の収入となり、「これから」の欄は口座にいくら残しておくべきかを管理するために使います。

同じ形で書ける記入欄

次の3つの表は、先ほどの例と同じフォーマットの記入欄です。

ノートや表計算ソフトに書き写して、ぜひ今日使った分から記録を始めてみてください。費目についても、次の章で解説する「固定費」「変動費」「特別費」の3つから選ぶだけで十分対応できます。

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日付費目内容払い方金額
合計---
記入欄:使ったお金
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日付内容入った先金額
記入欄:入ったお金
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引落日何の支払いか金額引き落とされる口座
記入欄:これから引き落とされるお金

家計簿を今日始める手順|手取りと固定費を確かめ、費目は少なく始める

最初の1か月間は、細かく費目を分けることよりも、手取り額と毎月決まって出ていくお金を把握し、シンプルな費目で記録を続けることを優先しましょう。

1か月分のデータが揃えば、どの費目に多くの出費があるかが明確になるため、費目を増やすかどうかもその時点で判断できます。

最初に手取りの月収と固定費を書き出す

家計簿をつけ始める前に、まずは給与明細や口座の入金履歴で毎月の手取り額を確認します。

続いて、家賃やスマートフォンの通信費、保険料、サブスク(定額制サービス)など、毎月ほぼ決まった額が出ていく出費を書き出してみましょう。

このように毎月定期的に発生するお金を「固定費」と呼びます。

手取り収入から固定費を引いた残りの金額が、食費や日用品などに使える大まかな予算となります。

たとえば記入例のケースで固定費が家賃とスマホ料金だけなら、「250,000円−70,000円−3,980円=176,020円」となり、約17.6万円を固定費以外のやりくりに充てられる計算です。

固定費をクレジットカードで支払っている場合は、カードの明細を1か月分見れば拾えます。

費目は固定費・変動費・特別費の3つに分ける

費目は、まず「固定費」「変動費」「特別費」の3つに大別し、月によって金額が変わる「変動費」の中身だけを食費・日用品・交通費・外食・趣味といった5項目程度に分ければ十分です。

それぞれの費目に該当する具体的な出費は以下のとおりです。

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区分どんなお金か例
固定費毎月ほぼ同じ額が出ていく家賃・住宅ローン、通信費、保険料、サブスク
変動費月によって額が変わる食費、日用品、交通費、外食、趣味
特別費毎月ではないが、年に何度か出る帰省、冠婚葬祭、家電の買い替え、自動車税、年払いの保険料
費目の3つの区分と例

特別費が発生した月は、家計が急激に赤字になったように感じられます。

年間でかかる特別費の大まかな合計を12か月で割り、その分を毎月あらかじめ取り分けておけば、いざ出費があった月も慌てずに対応できます。

もし費目をさらに細かく分類したくなった場合も、まずは1か月記録してみて、支出額が特に大きかった変動費だけを分けるようにしましょう。

書く時間は、毎日の流れの中で1つ決める

家計簿をつけるタイミングは、「帰宅後」や「寝る前」など、1日の生活リズムに合わせて決めておくと習慣化しやすくなります。

現金で支払った分はレシートを保管し、カードや電子マネーで決済した分はアプリなどの利用明細を確認すれば、後からでもスムーズに記録できます。

毎日書くのが大変なら週に1回まとめてつけても構いませんが、現金支払いのレシートだけは財布や封筒に必ず保管しておきましょう。

現金が合わない差額は「使途不明」として1行で書く

財布の中の現金残高と、家計簿から算出した現金の残りが合わない場合でも、原因を探し回る必要はありません。

差額は「使途不明」として1行記録し、そのまま先へ進めましょう。

1円単位まで完璧に合わせようとすると負担が増えて挫折しやすくなるため、月末の時点でズレがあまりに大きいときだけ原因を振り返れば十分です。

カード払い・チャージ・ATMの引き出しを二重に書かない|支出に数えるのは払った時点だけ

二重計上(同じ支払いを家計簿に2回記録してしまうこと)を防ぐコツは、支出としてカウントするのを「物やサービスにお金を払った時点」の1回だけに絞り、お金の置き場所を移動しただけのやり取りは支出から除外することです。

場面ごとに、いつ支出に書くかは次のとおりです。

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場面支出に書く日支出に書かない動き
カードで買い、後日引き落とされるカードで買った日(利用日)引落日(「これから引き落とされるお金」の欄で額を確かめて消す)
電子マネーにチャージして買う電子マネーで払った日チャージした日(カードでチャージした場合も同じ)
ATMで引き出して現金で払う現金で払った日引き出した日
自分の別の口座へ移す書かない移した日(残高が移っただけ)
家賃などを口座振替で払う引き落とされた日なし(引き落としが支払いそのもの)
支出に数える時点を「払った時点」にそろえたときの記録のしかた

クレジットカードから電子マネーにチャージした場合、カード明細にチャージ金額が記載され、後日その分も口座から引き落とされますが、その引き落としも支出には計上しません。

実際に電子マネーで決済した日に、すでに支出として記録しているためです。

迷ったときは「この動きで何かを買ったか」という基準を意識し、「買い物をしていなければ支出には書かない」と覚えておけばスムーズに判断できます。

カードを使った日に書くなら、引き落としの予定は別の欄で管理する

クレジットカードで購入した物を利用日に記入すると、その月に何にお金を使ったかが家計簿上ですぐに把握できます。

その一方で、代金が実際に口座から引き落とされるのは翌月以降になるため、引落日までに口座へいくら残しておくべきかは別途管理する必要があります。

記入例のカードAで日用品を購入した場合、買い物をした日から引落日までの記録の流れは次のようになります。

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時点家計簿に書くこと口座のお金
カードで買った日(10月26日)使ったお金に1,650円を書き、「これから」の欄のカードAの額にも足す減らない
締め日の後、明細の額が確定したとき「これから」の欄のカードAの額を、明細の額に直す減らない
引落日(11月27日)支出には書かず、「これから」の欄のカードAの行を消すカードAの額だけ減る
カードで買ってから引き落とされるまでの記録(仮例。締め日・引落日はカードごとに違う)

引落日には支出として記録しないため、同じ1,650円を二重に数えてしまう心配はありません。

その代わりに、「これから」の欄に記入した金額が、引落日までに口座へ残しておくべき目安となります。

引き落とされた日に書いているなら、まだ引き落とされていない額と切り替えの月に気をつける

クレジットカードの利用分を引落日に記録する方法も、毎月同じルールで継続していれば家計簿と銀行口座の動きが一致するため、管理方法としてしっかり成り立ちます。

ただし、このやり方では「まだ引き落とされていない未払いの利用額が家計簿に反映されないこと」と、「記録ルールを切り替える月に記入漏れが起きやすいこと」の2点に注意が必要です。

引落日に書き続けるなら、月末にカードの利用額を見ておく

引落日に記録する方法では、当月の家計簿に載る支出は「前月以前にカード決済した分」になります。

そのため、今月どれだけカードを使っていても、その出費が家計簿に現れるのは翌月以降です。

月末にはカード会社のアプリやWeb明細をチェックして、まだ引き落とされていない利用額を確認し、翌月の引落日に口座残高が不足しないか確かめておきましょう。

利用日に書くやり方へ切り替える月は、前の月の利用分を支出に書く

「引落日に書くやり方」から「利用日に書くやり方」へと切り替える際は、移行月に引き落とされる前月利用分の扱いに注意が必要です。

前月の買い物は旧ルールでは引落日に書く予定だったため、まだ家計簿に反映されていません。

しかし新ルールでは引落日に支出を記録しないため、そのままだと前月分の支出が家計簿から抜け落ちてしまいます。

そのため切り替えた月だけは例外として、その引き落とし分を支出として記録しておきましょう。

銀行残高の増減は、その月の支出と同じではない

「先月末と今月末の口座残高の差額を見れば支出がわかる」と考えがちですが、実は残高の差額と実際の支出額は別物です。

次の仮例で確認してみましょう。

なお、話をシンプルにするため、自分の口座間での資金移動やATMでの現金引き出し、未引き落としのカード利用分などは除外して考えます。

銀行残高の仮例
月初の残高10万円
+ 給料25万円
- 口座から外へ支払ったお金20万円
= 月末の残高15万円

この例では残高が5万円増えていますが、実際に口座から支払ったお金は20万円です。

残高の増減だけを見ていても「5万円増えた」ことしか把握できず、支払った20万円の具体的な内訳は見えてきません。

さらに、口座から支払った20万円の中には前月以前にカード決済した分の引き落としが含まれている場合があり、今月カードで購入した分はまだ入っていません。

そのため「口座から出たお金」と「その月に買った物の支出」は、カードの利用額や締め日・引落日によって、一致する月もあればズレが生じる月もあります。

家計簿上の支出は「使ったお金」の欄の合計でしっかりと把握し、銀行残高は「口座に残っている資金額」を確認するために活用しましょう。

紙・表計算・アプリは「自分が続けられる書き方」で選ぶ

家計簿をつける道具は、普段の支払いスタイルと記録に充てられる時間をもとに選びましょう。

有力な候補は、

  • 現金での支払いが中心で手書きの時間を取れるなら「紙のノート」
  • パソコンで集計したい・家族と同じ表を共有したいなら「表計算ソフト」
  • カードや電子マネーで払うことが多く1件ずつ手入力する時間がないなら「口座やカードと連携できるアプリ」

の3通りです。

紙・表計算・アプリの向き不向き

これら3つのツールの違いを、向いている人・手間に感じる点・二重計上を防ぐ工夫の観点から比較すると、次のようになります。

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道具向いている人手間がかかるところ二重計上を防ぐ工夫
紙(ノート・手帳)現金払いが多く、書く時間を決められる人集計は電卓で行い、カードの明細は自分で写すページの中に、使ったお金の欄と「これから」の欄を分けて作る
表計算(Excelなど)パソコンで集計したい人、家族と同じ表を見たい人入力は手作業で、最初に表の形を作る必要がある「区分」の列を作り、お金の移動は合計の計算から外す
家計簿アプリカードや電子マネーの支払いが多い人口座・カードとの連携の設定と、自動で分けられた明細の手直しお金の移動の明細を、支出に数えない扱いに直す
家計簿の道具の選び方

表計算ソフトなら、費目ごとの合計もSUMIF関数(条件に合う行だけを合算する関数)で出せるため、月末の集計作業が手早く済みます。

どのツールを選んだ場合でも、「3つの欄に分けること」や「支出とみなすタイミング」のルールは共通です。

まずは1か月続けてみて、もし記入の負担が大きいと感じたら、記録のフォーマットは維持したまま道具だけを切り替えてみましょう。

アプリで連携するなら、無料で連携できる数と「振替」の扱いを先に確かめる

銀行口座やカードと自動連携できる家計簿アプリを使うなら、「無料で連携できる口座数やサービス数」と「お金の移動を支出から除外する設定」の2点を、利用を始める前に確認しておきましょう。

無料で連携できる数には上限がある

自動連携ができるアプリの中には、無料で連携できる件数に上限が設定されているものがあります。

たとえば「マネーフォワード ME」の無料会員の場合、連携できる金融機関などは4件まで、閲覧できるデータは過去1年分に限られます。

5件以上を連携させたい場合は有料プランへの加入が必要で、スタンダードコースはWeb版から登録すると月額540円(年額5,940円)、アプリ内課金の場合はアプリ内に表示される金額が適用されます。

無料プランの範囲で活用するなら、給与が振り込まれる口座、メインで使うクレジットカード、利用頻度の高い電子マネーなど、お金の出入りが多いサービスを優先して4件選ぶと記録の漏れを防ぎやすくなります。

お金の移動は「振替」にして、支出から外す

アプリを連携させた後は、単なる資金の移動が支出としてカウントされていないか確認しましょう。

マネーフォワード MEの場合、ATMでの引き出しや口座間の資金移動、電子マネーへのチャージ、カード代金の引き落としなどを「振替」に設定することで、収入・支出のどちらにも含めず家計簿の計算から除外できます。

自動で振替にならなかった明細も手動で変更できるため、連携開始後の1か月間は、カード利用と引き落としの両方が二重に支出へ入っていないか明細で確かめておきましょう。

月末は見直す所を1つだけ決め、翌月の大きな支払いを書き出す

家計簿は、月末に1か月分を集計し、翌月のアクションを決めてこそ本当に役立ちます。

ただし、一度にたくさんの改善策を立てても続けにくくなるため、見直すポイントは「1か月に1つだけ」で十分です。

月末にやること

月末(または給料日の前日)に行う作業は、

  • 入ったお金・使ったお金の合計と、費目別の合計を出す
  • 引き落とし予定額の合計が、期日までに口座に残っているか確認する
  • 使途不明金の金額が大きすぎないかチェックする
  • 翌月に改善する項目を1つ決める
  • 翌月に予定されている大きな出費を、「これから」の欄に書き出す

の5点です。

先に集計を済ませておけば、実際の数字を見ながらどの費目を見直すべきかをスムーズに判断できます。

見直す1つは、増えた変動費か固定費から選ぶ

見直すポイントは、費目ごとの合計金額を確認し、「先月より大幅に増えた変動費」か「毎月定額で出ていく固定費」のどちらかから選ぶとスムーズです。

スマホの料金プランや利用していないサブスクのような固定費は、一度見直せば翌月以降も効き続けます。

ただし、解約や乗り換えに手数料・違約金がかかる契約もあるため、事前に費用をしっかり確認したうえで判断しましょう。

削らないお金を先に決めておく

見直し項目を決める前に、削らないお金もあらかじめ決めておきましょう。

必要な通院費やお薬代、住まいの安全に関わる出費、毎日の楽しみとして続けたい趣味まで一律に削ってしまうと、生活に無理が生じて家計簿をつけること自体が苦しくなってしまいます。

「削らない」と決めた支出はあらかじめ予算として確保しておき、他の費目でバランスを調整しましょう。

翌月の大きな支払いを、「これから」の欄に書き出す

翌月に発生する年払いの保険料や自動車税、帰省費用などの特別費と、クレジットカードの引き落とし予定額は、月末の段階で「これから」の欄へ書き出しておきます。

どの週にいくらお金が出ていくのかを前もって把握できれば、その月に控える出費も早めに計画できます。特別費として毎月取り分けてきたお金があれば、ここで充てましょう。

見直しても毎月足りないなら、返済の負担を先に整理する

見直しを続けても毎月の収支がマイナスになり、その不足分をクレジットカードの分割払い・リボ払い(毎月ほぼ決まった額ずつ返していく払い方)や借り入れで補っているような状態であれば、家計簿の工夫だけで立て直すのは難しくなります。

まずは無理なく返済を続けられる状況なのか、返済の負担を軽減する手段がないかを最優先で確認してください。

【Q&A】家計簿のつけ方の疑問に答える

最後に、家計簿をつけ始めてから迷いがちな「家族の生活費」「ポイント利用」「返品時の処理」「赤字の月の捉え方」、そして以前の家計簿アプリの現状について、Q&A形式でお答えします。

家族の分は、どこまで家計簿に書けばいいですか?

家族で共有している財布や口座から支出したお金だけを記録し、各自のお小遣いは渡した金額を「小遣い」として1行記入すれば十分です。

お小遣いの細かい使い道まで記録しようとすると手間が増えて挫折しやすくなるため、まずは家族で決めた生活費の収支管理に絞りましょう。

ポイントで払った分や、もらったポイントはどう書きますか?

ポイントで支払った分は口座や財布のお金が減っていないため、支出の金額には含めず、内容欄に「ポイント利用」とメモを残しておくだけで十分です。

獲得したポイントも「入ったお金」には記録しません。

もしポイントまで含めて管理したい場合は、ルールを1つ定めて途中で変更しないように一貫して記録しましょう。

返品したときや、カードの利用が取り消されたときはどうしますか?

実際に返金された日付で、購入時と同じ費目に「マイナスの金額」として1行記入します。

クレジットカード決済の取り消しであれば、「これから引き落とされるお金」の欄にあるカードの請求予定額からも同額を差し引いておきましょう。

取り消しが明細に反映されるタイミングはカード会社によって異なるため、翌月の明細で額を確かめておきましょう。

赤字の月があったら、家計の見直しが必要ですか?

帰省費用や年払いの保険料といった特別費が重なった月は赤字になりやすいため、1か月の赤字だけで判断する必要はありません。

特別費を除いた通常の収支を2〜3か月分並べて振り返り、それでも赤字が続いているようであれば、支出が膨らんでいる変動費か固定費から見直す項目を1つ決めましょう。

家計簿アプリのMable(メイブル)は、今も使えますか?

現在は利用できません。

Mable(メイブル)は2024年3月27日をもってサービス提供を終了しています。

なお、家計管理の機能は同じ三菱UFJ銀行のアプリ「Money Canvas」へ引き継がれています。

Money Canvasにログインしたあと、Moneytreeとの連携画面で、Mableで使っていたMoneytree ID(メールアドレス)を入力すると、Mableのデータを引き継げます。

終わりに|今日の分を、記入例と同じ形で1行書いてみる

家計簿は、「使ったお金」「入ったお金」「これから引き落とされるお金」の3つに分けて記録し、「物やサービスに払った時点だけを支出にする」とルールを決めておけば、カード決済やチャージが混ざっても数字がそろいます。

道具は自分が最も続けやすいものを選び、月末は「見直す項目1つ」と「翌月の大きな支払い」だけをチェックすれば十分です。

まずは今日使ったお金を、紹介したフォーマットに合わせて1行記録することから始めてみてください。

引用・参考出典

引用・参考出典は、次のとおりです。

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