株式投資 2021/08/19

ネット証券の手数料は?【2021年版】最新情報を徹底調査してお届け!

ネット手続きで口座開設して、証券取引を手軽に始められる「ネット証券」。最大の魅力は少額投資で避けたいコストの「手数料」が抑えられる点です。こちらの記事では、ネット証券の手数料を徹底調査!手数料で損をしにくいネット証券をご紹介していきます。

小田原aki

執筆者 小田原aki

関西出身・関東在住のライター

目次

ネット証券の手数料には差が!お得な会社はどれ?

ネット証券は、証券会社の担当者から手取り足取り教わって取引する総合証券会社とは異なり、手数料がかなり抑えられるのが魅力です。しかし、ネット証券と一口に言っても、よく調べると取引内容によっては各社で手数料の額に差があります。

どのネット証券が手数料の点でお得なのか、いったい何を基準に比較したらよいのでしょうか? こちらの記事では国内株式取引での手数料に焦点を当て、手数料のお得なネット証券を見ていきます!

手数料比較のポイント① 取引の種類

株取引の種類:現物取引と信用取引

株取引を細分化すると、現物取引信用取引の2つに分けられます。各社ともに取引金額によって手数料が定められていますが、現物取引と信用取引ではその設定が異なります。

  • 現物取引:自己資金の範囲内で行なう取引
  • 信用取引:委託保証金の最大約3.3倍までレバレッジをきかせて取引可能

一般的に、信用取引よりも現物取引のほうが、取引金額の段階がより多く、手数料の設定が細かいです

「株取引の初心者で少額しか取引していないのに、100万円単位で売買するような取引金額の大きい人と同額の手数料では、利鞘に対して割に合わない」という心配は無用ということですね。しかし、手数料が何段階になるかは各社でまちまちです。

細かく比較して、自分の希望の取引金額で損のないように選ぶのが大切です。

手数料比較のポイント② プラン

株取引の手数料のプラン

手数料のプランにも注目しましょう! 手数料のプランは一般的に2つ。1日定額制1約定制があります

  • 1日定額制:1日の取引額の総額で決まる
  • 1約定制:1回の約定の金額によって手数料が決まる

証券会社によって2つのプランを導入している会社もあれば、1つのプランのみ導入している会社もあります。

一般的に、1日定額プランのほうが手数料がお得です。

早速、人気のネット証券の手数料を比較しよう!

上に挙げた手数料比較のポイントを踏まえると、ネット証券の手数料を比較する際は、事前に自分の取引のスタイルを大まかにでもイメージする必要があります

ネット証券の手数料比較の前にこれをチェック!

  • 現物取引・信用取引のどちら/両方を利用するか?
  • 1日の中で頻繁に取引するか?
  • 取引額はいくらを見込んでいるか?

この後、代表的なネット証券の手数料をくわしくご紹介していきます。DMM・SBI・SBIネオトレード・auカブコム・岡三オンライン証券・楽天などいずれも人気のネット証券です。ぜひご自身の取引を具体的に想像しながら読み進めていってくださいね。

それぞれの国内現物・信用取引ごと、1約定・1日定額制について一覧表にまとめて掲載しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

1約定プランが最安値、特典も満載「DMM株」

DMM株の手数料の特徴

  • 1約定の手数料が業界最安値
  • 口座開設後の1カ月は国内株式の手数料無料
  • 米国株の取引手数料はゼロ円(※)
  • 25歳以下は国内現物取引の手数料がゼロ円

※約定代金に関わらずゼロ円

手数料の料金プランは1約定制限定ながら、業界最安値をたたき出している「DMM 株」。さらに通常は取引金額が高額であればあるほど手数料は上がりますが、300万以上の信用取引が手数料0円となります。

25歳以下の現物取引手数料がゼロ円をはじめ、手数料に関する特典が多いのも評価が高いポイントです。

現物取引の手数料

 
1約定代金 手数料(税込)
5万円以下 55円
5~10万円以下 88円
10~20万円以下 106円
20~50万円以下 198円
50~100万円以下 374円
100~150万円以下 440円
150~300万円以下 660円
300万円超え 880円

※1日定額制度なし

信用取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
300万円以下 88円
300万円以上 0円

※1日定額制度なし

国内株の現物取引も業界最安値を打ち出していますが、特に米国株の取引手数料が無料なのも見逃せません!

「SBIネオトレード」は信用取引手数料が完全無料!

SBIネオトレードの手数料の特徴

  • 1約定制(つどつどプラン)の手数料が業界最安値
  • 信用取引手数料ゼロ円

SBIネオトレード証券での信用取引はすべて取引手数料はゼロ円。信用取引をはじめるならSBIネオトレードが◎。

また現物取引には1約定制「一律(つどつど)プラン」と「1日定額「定額(おまとめ)プラン」があり、特に1約定制プランは業界最安値。とにかく手数料が安いのがSBIネオトレードです。

※2021年8月現在、1約定制プラン5万以下・20万円以下は最安値

現物取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
5万円以下 50円
5~10万円以下 88円
10~20万円以下 100円
20~50万円以下 198円
50~100万円以下 374円
100~150万円以下 440円
150~300万円以下 660円
300万円超え 880円
1日定額代金 手数料(税込)
50万円以下 0円
50~100円万以下 0円
100~150万円以下 880円
150~200万円以下 1,100円
200~300万円以下 1,540円
以降100万円ごと +295円ずつ追加

信用取引の手数料

  • 金額・約定プランに関わらず、手数料がずっとゼロ円!

全銘柄の信用取引手数料が恒久的に無料、さらにキャンペーンで最優遇金利と、信用取引なら「SBIネオトレード」がおすすめです!

1日定額制のアクティブプランが格安!「SBI証券」

SBI証券の手数料の特徴

  • 1日定額制で100万以下は手数料無料
  • 1日定額制の現物・信用(一般・制度)の各取引、合計300万円までOK
  • 25歳以下なら国内株現物取引が上限なしで手数料ゼロ円

1日定額制をチョイスした場合、現物取引でも信用(制度・一般)取引で取引金額が100万以下なら手数料ゼロ円。100万円はそれぞれの取引ごとの上限額なので、合計300万円まで手数料は無料です。

また老舗の部類に入る証券会社ならではの充実したサービスも魅力。比較的、少額取引であったとしてもトレード件数が多く、結果として取引総額が膨らむ方に適しています。

ちなみに、SBIでは1約定ごとの手数料プランを「スタンダードプラン」、1日の約定合計額を「アクティブプラン」と言います。

現物取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
5万円以下 55円
5~10万円以下 99円
10~20万円以下 115円
20~50万円以下 275円
50~100万円以下 535円
100~150万円以下 640円
3000万円以下 1,013円
3000万円超え 1,070円
1日定額代金 手数料(税込)
50万円以下 0円
50~100円万以下 0円
100~200万円以下 1,238円
200~300万円以下 1,691円
以降100万円ごと +295円ずつ追加

信用取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
10万円以下 99円
10~20万円以下 148円
20~50万円以下 198円
50万円以上 385円
1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
100~200円万以下 880円
以降100万円ごと 440円ずつプラス

SBIでは現物取引、信用(一般・制度)のそれぞれのアクティブプランにおいて100万円まで手数料無料。一日のトレード件数の多く、合計金額が膨らむ方におすすめです。

定額コースも新設された「auカブコム」

auカブコムの手数料の特徴

  • 信用取引は100万円まで手数料無料
  • 現物取引は約定も安値
  • 2021年7月に100万円まで手数料無料の現物取引の定額コースを新設

前述の3社に追いつく勢いがある「auカブコム」。シニア割・女性割・NISA割などのサービスも豊富で、さらに現物取引の1日定額コースを新設。100万円まで手数料無料となっているのが大きな魅力です。

もちろん1約定制である「ワンショット」手数料も業界最安値水準を誇ります。

現物取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
5万円以下 55円
5~10万円以下 99円
10~20万以下 115円
20~50万以下 275円
50~100万以下 535円
100万以上 約定金額×0.099%+99円(※)

※約低金額×0.099%+99円(上限4,059円)

1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
100~200万円以下 2,200円
以降100万円ごと 1,100円ずつプラス

※現物取引の定額コースは2021年に新設

信用取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
10万円以下 99円
10~20万円以下 148円
20~50万円以下 198円
50万円以上 385円
1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
100~200万円以下 2,200円
以降100万円ごと 1,100円ずつプラス

一日の取引合計額が100万円以下、もしくは現物・信用の取引合計額が100万円を超えない金額なら手数料が無料。それほど取引金額が多くない方におすすめです。

株トレード最大200万円まで手数料無料「岡三オンライン証券」

岡三オンライン証券の手数料の特徴

  • 1日定額取引で手数料が現物・信用ともにゼロ円
  • 現物100万円+信用100万円の最大200万円までOK
  • 25歳以下なら現物取引手数料ゼロ円

オリコン顧客満足度のネット証券部門で1位を獲得した「岡三オンライン証券」。手数料0円をはじめ格安手数料などのサービスが魅力です。

新規口座開設がお得なウェルカムプログラム実施中で、口座の新設で現物・信用取引に関わらず手数料がキャッシュバックされますよ。

取引金額が100万円を超えた場合、手数料が一気に跳ね上がらないのもポイントです。

現物取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
10万円以下 108円
10~20万円以下 220円
20~50万円以下 385円
50~100万円以下 660円
100~150万円以下 1,100円
300万円以下 1,650円
以降100万円ごと 330円ずつプラス※
1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
200万円以下 1,430円
以降100万円ごと 550円ずつプラス

※上限3,300円まで

信用取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
10万円以下 108円
10~20万円以下 165円
20~50万円以下 330円
50~100万円以下 550円
100~150万円以下 770円
150~300万円以下 1,100円
300万円以上 1,320円
1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
200万円以下 1,100円
以降100万円ごと 330円ずつプラス

※超プレミア・プレミアゼロコースであれば信用取引×1日定額制の全価格帯で手数料無料

手数料がお得なだけでなく、手軽で操作性の高いトレードツール「岡三かんたん発注」やお試しで投資相談ができる「サポートコース」など、初心者向けにシステムが充実しています。

楽天ポイントの活用は見逃せない「楽天証券」

楽天証券の手数料の特徴

  • 1日定額制の取引なら100万円まで手数料無料
  • デイトレード割り引き適応

ECショップや携帯電話、旅行など多岐にわたる業種を展開している「楽天」。どこでも使える楽天ポイントが株取引でも使用可能なのが魅力です。

さらに1日定額制の現物・信用合算で取引金額100万円まで手数料無料、1約定プランでも手数料がお得な超割コース・超割コース大口優遇が提供されています。

また、「いちにち定額コース」を選んだ場合のデイトレードでは売却・返済手数料がゼロ円になるプランがあります。

現物取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
5万円以下 55円
5~10万円以下 99円
10~20万円以下 115円
20~50万円以下 275円
50~100万円以下 535円
100~150万円以下 640円
3,000万円以下 1,013円
3,000万円以上 1,070円

※超割コースの手数料。「超割コース 大口優遇」ならさらに割安手数料。

1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円
200万円以下 2,200円
300万円以下 3,300円
以降100万円ごと +1,100円

※信用取引と現物取引の合算取引金額

信用取引の手数料

1約定代金 手数料(税込)
10万円以下 99円
10~20万円以下 148円
20~50万円以下 198円
50万円以上 385円

※超割コースの手数料。「超割コース 大口優遇」なら信用取引の手数料無料。

1日定額代金 手数料(税込)
100万円以下 0円※
200万円以下 2,200円
300万円以下 3,300円
以降100万円ごと +1,100円

※信用取引と現物取引の合算取引金額

取引によって何かしらのポイントが「貯められる」証券会社は多いですが、楽天証券は株取引にポイントが使用できます。現金が不足している際に便利ですよ。

まとめ

今回は代表的なネット証券会社の手数料について、比較検証しました。恒久的に手数料ゼロを打ち出している証券会社はもちろん、手数料がキャッシュバックされるキャンペーンがあることも覚えておきましょう。

結局、手数料がお得なのは?

  • 現物取引×1約定の業界最安値は「SBIネオトレード」
  • 1日定額制では「SBI証券」「岡三オンライン」の手数料がお得※2
  • 信用取引なら「SBIネオトレード」が金額に関わらず手数料ゼロ
  • 25歳以下なら「DMM 株」と「SBI証券」が◎
  • 米国株なら「DMM 株」が手数料無料

※:すべての手数料価格は2021年7月19日以降の価格を反映させました。
※2:SBIは一般信用・制度信用・現物の合計300万円まで、岡三オンラインは現物・信用取引合計額の200万円まで。

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