ライフプラン 2021/08/11

家計簿は貯金するためにつける!継続しやすい家計簿のつけ方と見直し項目を徹底レクチャー

家計の収支の流れを把握するために必要な「家計簿」。お金の流れを「見える化」することで、出費をコントロールしたり、固定費支出を見直すきっかけにもなります。

しかし、他方で「家計簿を続けてつけるのが難しい」という声も。この記事では家計簿を続けるための目的の明確化や家計簿のつけ方から、出費を見直しやすい家計の項目まで徹底レクチャーしていきます。

小田原aki

執筆者 小田原aki

関西出身・関東在住のライター

目次

家計簿の継続に不可欠なポイントとは?

家計簿を続ける最大のメリットは、家計の「見える化」によって今後の資産作りの計画が立てやすくなることです。

マイホーム購入資金や子供の教育資金などを確保するのに、お金の使い方で改善できるのか、それとも、そもそも収入を増やさないといけないのか、早いうちにはっきりさせられますよ。

また、家計簿という足場があることにより、パートナーとの相談もよりスムーズになります

家計簿は家計の「見える化」の要。できるだけ負担なく家計簿を続けていくための大切なポイントをチェックしていきましょう!

家計簿継続のポイント① 目的を明確化する

「家計簿をつけたほうがよいのはわかっているけれど、面倒。とても続かない……」という気持ち、よくわかります。途中でくじけてしまうのはダイエットと同じで意志の弱さというよりも工夫が足りないから。家計簿を継続するには目的を明確にすること」が大切です。

「ムダな出費を減らす」という漠然とした目的よりも、
「公共料金や通信費などの固定費を月○円に抑える。必要なら契約から見直す」
「1年間の貯金額を5万円増やす」
など、具体的な数字を盛り込んだ目的を立てましょう。目的が明確になることで、何となくガマンを続けるわびしい暮らしにならずに済みますよ!

1~2年続ければ、老後まで見据えたプランニングもしやすくなるでしょう。

家計簿継続のポイント② 成功体験を重ねる

家計簿の継続に大切なもう1つのポイントが「成功体験」です。最初から大きな目標額を目指したり長期に渡る計画を立てたりすると、計画の頓挫で挫折感を覚えてしまうことも少なくありません。家計簿をつけること自体のハードルが高くなる可能性も!

最初は、ハードルの低い目標でかまいません。例えば、「半年間で3~5万円節約」などから始めてみては?

独身の方なら「温泉旅行に行く・スマホの新機種代に回す」、ファミリーの方なら「テーマパークに行く・家電や自転車購入費用に回す」といった身近で達成しやすい目標を目指すとよいでしょう。

小さな目標から着実に達成していきましょう。

成功体験を重ねていくことで「家計簿をつけることは役に立つ」とポジティブに捉えられるようになります!

少しずつ成功体験を重ねながらハードルを上げていき、いずれはマイホーム購入や子供の進学、結婚、老後といった大きなライフイベントのための長期目標にステップアップしていきましょう。

続けやすい家計簿のつけ方

前述したように家計簿を続けるには「目的」「成功体験」が重要ですが、家計簿そのもののつけやすさやつけ方も、実は継続を作用する重要な要素です。
継続しやすい家計簿やそのつけ方の条件は以下の3つです。

  1. なるべくシンプルな家計簿
  2. 使いやすいと思えるツールを使用
  3. 1日の生活の流れでつける

【条件1】なるべくシンプルな家計簿にする方法は?

最もシンプルな家計簿には「先月の銀行残高-今月の銀行残高=月の支出」だけを記載した思い切りのよいタイプも。支出項目が不明でも、月の収支が赤字か黒字かは判別可能なので、シンプルですが内容に不足はありません。家計簿をつけることに苦手意識がある方におすすめですよ。

ここではもう少し具体的な家計簿のつけ方をご紹介していきますね。

①項目を絞る

家計簿を初めてつけ始めた方は、 なるべく項目を絞ったシンプルな家計簿が◎。 住宅費・公共料金・通信費・食費・日用品・各自お小遣い・特別費など5~6項目にしてまずはムリのない範囲で設定しましょう。

家計簿に慣れてきたら項目を増やしていきますが、この時にパーソナリティな項目を作ってもいいですね。

パーソナリティな項目は、例えば特定の趣味(例えば釣り)に使う金額が多いとなれば、遊興費でひとくくりにするのではなく、遊興費と釣りは項目を別にします。

食費も外食が多いご家庭なら食費・外食費と分け、金額が多くかかっている項目の出費を見直していきましょう。

②ざっくりした金額で記入

1円単位で細かく決めるよりは、ざっくりした単位でもお金の流れは充分把握できます。最終的に数千円単位の差額が出たとしても使途不明金として計上してもOK。

家計簿に慣れてきた段階で、使途不明金をなるべく少なくするようにしていきましょう。

③クレジット決済の扱い

悩ましいのは「クレジット決済」をどのようにするか。引き落とされるのは実際に使用した日より1、2カ月後なので、家計簿上の残高と銀行残高がずれる可能性があります。

ただし、月のお金の収支を純粋に把握するためには、使ったその日に金額を記入したほうがよいでしょう。

家計簿のシンプルな書き方

  • 記録する項目を絞る
  • 出入金額はざっくりした単位を心がける
  • クレジットカード利用分は月間で管理が◎

【条件2】使いやすいと思えるツールを使用

家計簿は自分が使いやすいと思えるツールを必ず選びましょう。書店で販売されているような本格的な家計簿ではなく、 使い勝手さえよければ大学ノートやスケジュール帳のメモ欄でもOK。

また、自宅でPC作業が日常化している在宅ワーカーならPC表計算ソフトを使ってもよいでしょう。無料で使えるものとしては、Googleスプレッドシートも便利です。最近ではカメラでレシートを読み込んでくれるスマホアプリもあり、こちらも便利です。

【条件3】1日の生活の流れでつける

家事の合間や帰宅直後・夕食後になるべくサッと家計簿をつけてしまいましょう。生活の流れのなかでつけられるように、家事動線の合間に手にしやすい場所に家計簿を置いておくのもポイントです。

続けやすい家計簿をつけるには、まずは無理をしないことです。

初心者にはに家計簿の書き方もなるべくシンプルにするのがおすすめ!

ざっくりとしたお金の流れの中で、それでも目につくような大きな出費が把握できれば収支を見直すきっかけになりますよ。

家計簿から収支を見直す方法

家計簿はつけただけで終わるのではなく、必ず収支を見直しましょう。

項目ごとの見直しやすさは?

出費を見直しやすい項目と、見直しにくい項目にわけて一覧表にまとめてみました。

項目 見直しやすさ
住居費
保険料
公共料金(※1)
通信費
交通費(※2)
自動車
日用品
被服費 △~◯(※3)
食費 △~◯(※3)
交際費 △~◯(※3)
医療費
教育費
各自の小遣い (※4)

※1:電気・ガス・水道代などのインフラ費用
※2:タクシーの多用などなければ見直しにくい
※3:個人の嗜好・習慣による
※4:各自の必要経費(ランチ代)などの扱いによる

最も見直しやすく、削減額が期待できる項目

  • 保険料
  • 公共料金(水道代・電気代・ガス代)
  • 通信費

上記の表のように、保険料や光熱費・通信費などは見直ししやすい項目。近年は使用量の見直しだけではなく、契約会社を選ぶことで基本使用料も見直せます。

任意の自動車保険や医療保険は、補償内容がほぼ同じでも他社に乗り換えることで費用削減に繋がことも。特に自動車保険は年齢によって保険料が変わるので更新ごとに見直したほうがよいでしょう。

労力の割には削減額が期待できないもの

  • 被服費
  • 食費
  • 交際費

人によって見直しやすさが変わるのが食費・被服費・交際費ファミリーであれば家族間の協力も必要です。各自の小遣いに関して日々のランチ代が含まれるようなら、減額するのは難しいかもしれません。

どうしても減らしたい場合は手作り弁当にするという努力も必要です。ただしいずれも出費額が多すぎる場合は思い切って見直しましょう。

ほとんど削減できないもの

  • 医療費
  • 教育費
  • 住宅費
  • 自動車必要経費

医療費は月によって含まれないこともありますが、健康に関わることなので見直しはおすすめできません。特に持病のある方は月々の必要経費として欠かせない出費となります。

また、子供の教育費は多岐にわたり額も大きくなりがちながらも、なかなか減らしにくいもの。しかし、全体的な出費に対して、教育費の割合が高すぎるなら、一度見直しても良いかもしれませんね。

おカネのプロに見直してもらうのもおすすめ!

家計簿をつける上で最大の目的は「無駄を削って貯金する」こと。見直しをおカネのプロに相談すると、効率のよい節約方法や、最適な保険や貯蓄方法を紹介してもらえます。相談する際には、具体的な貯蓄目標額も提示しましょう。

最近はファイナンシャルプランナー(FP)による無料相談やオンライン相談もおすすめ!

プロの視点で改めて盲点となっていた家計の問題点を改善していくチャンスになりますよ。

まとめ

この記事では、家計簿を継続するための方法をご紹介してきました。家計簿を続けるために大切なポイントは以下の4つです。

家計簿を続ける4つのポイント

  • 具体的な目的を持つ
  • 成功体験を重ねる
  • 赤字か黒字かが分かるところから始めてOK
  • どんなつけ方でも自分に合っていれば◎

家計簿を続けるのに重要なのは、「いつまでに」「いくら節約する」「何のために貯めるか」という具体的な目的です。また、成功体験も大切なので、いきなり長期計画を立てるのではなく、短期間で達成できる見直しやすい範囲での節約を目標にするところから始めましょう

まずは月々の収支が赤字なのか黒字なのかを把握することから始め、出費を見直すきっかけを作るのがベスト。慣れたら少しずつ家計簿の項目数を増やして、レベルアップしていければよいですね。

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