スキャルピングOK/禁止されていない/条件付きでOKなFX口座6選|禁止条件や注意点まで徹底解説

FXで「スキャルピングOK」とうたう口座はどこ?
という疑問をお持ちの方へ。
短期間に何度も売買を繰り返すスキャルピングは、FX会社によっては禁止されたり敬遠されたりする取引手法ですが、公式にスキャルピングを公認している国内口座や、「禁止とは明記していない(条件付き容認)」口座も存在します。


本記事では、
- 国内主要FX会社のスキャルピング可否一覧と各社の特徴
- 「条件付き可」の具体的なルールや注意点
- スキャルピング向き口座を選ぶポイント
の3点を中心に解説します。



初心者が口座凍結などのリスクを避けるコツや、中上級者が複数口座を使い分ける戦略も紹介します。
本記事は各社のFAQ/約款/注意喚起ページをもとに作成しています(最終確認:2025年9月29日)。
引用:ヒロセ通商〔公認LP〕/JFX〔公認ページ〕/外為どっとコム〔FAQ〕/GMOクリック証券〔FAQ〕/DMM〔約款PDF〕/SBI〔EA禁止・1通貨〕」
スキャルピングはなぜ制限される?国内FX会社の現状
スキャルピングとは、数秒~数分の超短期で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねる手法です。
その高頻度な取引ゆえ、国内の多くのFX業者ではシステム負荷やリスク管理の観点から敬遠されています。



つまり、「スキャルピング禁止」と公式発表していなくても、極端な超短期売買をすると取引制限や口座凍結のリスクがある場合があるということです。
「スキャルピングOK」な国内口座は存在する
一方で、スキャルピング公認を公式に打ち出している口座も存在します。
そうした業者では、システムの処理性能や約定力が高く、短期売買による負荷にも耐えられる体制を整えています。



その代表が後述するヒロセ通商「LION FX」やJFX「MATRIX TRADER」で、基本的にはスキャルピングを行いたい場合はこの2社から選ぶと良いでしょう。
「禁止していない」「ただしシステム運用に支障をきたす行為はNG」という会社も


「外為どっとコム」などはFAQで「スキャルピングは禁止しておりません」と明示していますが、「当社システムの正常運用に支障をきたす行為等は不可」と注意書きがあります。
たとえば、利用規約に抵触する悪質な取引(例:サーバーに過剰な負荷を与える高速発注など)は禁止されています。
どのくらいスキャルピングを行ったら利用規約に抵触するかラインが明確ではないため、必ず約款等をよく読んで自己責任で行うようにしましょう。
海外FX業者は「スキャルピング自由が基本」だが・・・
さらに、海外FX業者ではそもそもスキャルピング自由が基本です。
しかし、日本の金融庁に未登録の場合が多く、万一のトラブル時に保護が及ばないリスクやレバレッジも数百倍と高く、短期売買で大きく稼ぐチャンスがある一方で設定によっては非常にハイリスクと言えます。



出金面の不安やスプレッドの広さ(取引手数料込み)など国内優良口座に劣るケースもあるため、基本的に国内口座を優先して検討した方が良いでしょう。
以下、「公式にOK」な口座と「禁止されていない(条件付き可)」口座に分けて主要会社を解説しますが、
と心得ましょう。
国内口座ならではの信頼性と約定スピード、そして各社ごとの細かなルールを確認し、自分に合った環境を見極めましょう。
スキャルピング公認の国内FX口座【公式OK】


まずは公式に「スキャルピングOK」を明言している国内FX口座です。
2025年現在、国内で“スキャルピング公認”を公式に掲出している代表例は「ヒロセ通商(LION FX)」および「JFX(MATRIX TRADER)」です(根拠:各社公式ページ)



どちらも社内システムの性能や約定力に自信を持ち、1日の取引回数・数量の制限も設けず公認しています。
それぞれ特徴を詳しく見てみましょう。
ヒロセ通商「LION FX」|公式にスキャルピング公認の高性能口座


ヒロセ通商 LION FXは、国内でも珍しく公式サイトに「スキャルピング取引を公認」とうたうFX口座です。
超短期売買を歓迎するだけあって、約定スピードや取引ツールにもスキャルピング向きの機能が揃っています。
約定スピード社内処理最速0.001秒・平均0.003~0.005秒と世界最速水準を公称※し、高速回線・分散処理技術(IIJのデータグリッド)で注文遅延を極限まで削減しています。
※ ヒロセ通商内計測(2020年7月時点)の処理速度:最速0.001秒・平均0.003〜0.005秒(IIJ分散データグリッド採用)。実際の約定時間を保証するものではありません。
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ヒロセ通商「LION FX」の特徴
- 最小取引単位:1,000通貨から取引可能(主要通貨はもちろん、南アフリカランドなども1,000通貨単位)で、少額から小刻みな発注ができます。
- 取扱通貨ペア:主要通貨からマイナー通貨まで豊富な全54ペア。業界トップクラスの品揃えで、マイナー通貨での短期チャンスも狙えます。
- 注文方法:ワンクリック注文、クイック決済、全決済、IFD・OCO・IFO、秒足チャートからの発注など計26~27種類の注文に対応。10秒足チャートもあり、細かな値動きを視覚的に捉えられます。
- コスト面:取引手数料は0円、主要通貨のスプレッドは原則固定(例外あり)で狭小水準(広告掲載日:2025年9月29日)。スキャルピングでもコストを抑えやすいですが、指標発表時・早朝などは拡大しうるため例外あり。
その他の特徴として、LION FXは約定率の高さやスマホアプリの充実も挙げられることも特徴で、スマホ版でも10秒足チャートや17種類の注文方法が使える「LION FX 5」アプリを提供し、隙間時間のトレードを強力にサポートします。
また、ヒロセ通商は有効比率100%でロスカット、追証制度はありません(ただし不足金が発生した場合は支払い義務があります)。
一方、LION FXでは外部の自動売買ソフト(EA)接続を禁止しており、裁量取引中心での利用が前提となります。



ヒロセ通商は東証スタンダード上場企業(7185)であり、信託保全も三井住友銀行に実施と資金面の安心感も申し分ありません。
スキャルピング前提で口座を選ぶなら、公式公認で環境も整ったLION FXは有力な選択肢と言えるでしょう。
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JFX「MATRIX TRADER」|取引上限なし&約定力抜群の公認口座


JFX株式会社「MATRIX TRADER」も「スキャルピング公認」かつ「1日の取引回数・数量に上限なし」を公式に明言している口座です。
代表の小林芳彦氏自身が短期売買の重要性を説くことでも知られ、ユーザーにも積極的な秒スキャを推奨しています。
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JFX「MATRIX TRADER」の特徴
- 約定力と速度:約定スピード最速0.001秒・平均0.005秒という高速約定を実現。スリッページなく提示価格どおり成立する約定率の高さも謳っています。
- 注文機能:ワンクリック決済、ドテン機能(反対売買で即ポジション反転)、全決済ボタンなど、瞬時の判断を形にする操作系を網羅。スキャルピングに必要な注文が一通り揃っています。
- 取引数量制限:1日の新規取引数量・回数に制限なしを公表。ただし1度に発注できる最大ロットや保有ポジション数には各通貨ペアごとの上限が別途設定されています(例:主要通貨は1回最大500万通貨など)。
- 最小取引単位:1,000通貨(※一部高額通貨は1万通貨)から取引可能。小額で刻んでエントリー・エグジットするスキャルにも対応。
- コスト・スプレッド:取引手数料0円、主要通貨ペアのスプレッドも狭めで提示。低コストで回転売買しやすい環境です。
MATRIX TRADERは分析用にMT4(メタトレーダー4)も提供していますが、発注は独自ツールから行う形になり、外部EAによる自動売買は利用できない点は注意が必要です。
一方で情報サービスも充実しており、インターバンク気配やニュース配信もスキャルパー向けに強化されています。
ロスカット水準は有効比率100%と厳しめ(判定は数秒おき)なので、ハイレバレッジ時はこまめな損切り設定が肝要です。



JFXも関東財務局(金商第238号)登録・金融先物取引業協会会員で、三井住友銀行に信託保全100%を実施しています。
総じて、公式公認の安心感とハイスペックな取引環境から、秒スキャルピングで利益を狙う上級トレーダーにも選ばれる口座となっています。
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スキャルピング「禁止されていない」国内FX口座【条件付き容認】
続いて、公式には「スキャルピング禁止」としておらず、条件付きで事実上可能な口座を紹介します。
これらの業者はFAQや規約で「禁止とはしていない」と述べる一方、システム保護等の理由で一定の制限や注意書きを設けています。



「黙認系」とも言えますが、利用の際は各社の注意事項を理解しておきましょう。
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」|禁止ではないが高速連続注文に注意


外為どっとコム「外貨ネクストネオ」は公式FAQで「スキャルピングを禁止しておりません」と明言しています。
これは、数秒~数分の短期売買自体は受け入れる姿勢を示すものです。
ただし同時に、「システムの正常運用に支障をきたす行為(取引約款に抵触する行為)はお断り」との注記もあります。
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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の特徴
- 短期売買の可否:手動の短期トレードであれば基本的に問題なく行えます。実際、数分以内の決済を繰り返すトレーダーも利用しています。
- 高速注文の制限:極端に短時間に大量の成行注文を連発すると、一時的に発注が制限されることがあります。公式FAQでも「短時間で連続して発注すると停止措置を行う場合がある」と案内されています。
- 自動売買ツール:MT4などの外部EAは提供されておらず、約款上も自動売買ソフトの使用は禁止です。裁量取引が前提となります。
- 取引環境:30通貨ペア・最小1,000通貨から取引可能で、取引ツールには高速発注に対応した「スピード注文」「全決済」「ドテン」機能があります。さらにTradingView搭載の高機能チャートや「外為注文情報」(社内の指値・ストップ分布を可視化)など短期売買に役立つ情報機能も充実。
- コスト・スプレッド:取引手数料は無料、主要通貨のスプレッドは原則固定で狭め。短期でもコストを抑えやすいですが、流動性が低い時間や重要指標時はスプレッド拡大に注意。
外為どっとコムは老舗FX会社であり、信託保全先は複数金融機関(SMBC信託・みずほ信託・あおぞら・SBIクリアリング信託)に分散、資金の安全も確保されています。
1日の取引回数や数量に明確な上限は設けていませんが、先述のとおり1回あたりの大量注文や高頻度連打は控えるのが無難です。



「禁止ではない」からといって無制限に高速売買してよいわけではない点に留意しましょう。
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DMM FX(DMM.com証券)|短時間の過度な連続注文はNG、自動売買も不可


DMM FXは“スキャルピングそのものの一律禁止”の記載はない一方で、「短時間又は合理性に欠ける頻度で注文を繰り返し行う行為」を禁止とする約款条項があり、違反時は口座凍結・約定無効等の措置があり得ます
つまり手動の常識的な範囲で短期売買を行う分には問題ありませんが、1日に何百回も秒単位で発注を繰り返すような行為は規約違反となり得ます。
また、自動売買ソフト(EA等)の使用は明確に禁止されています。
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DMM FX(DMM.com証券)の特徴
- 取引スタイル:裁量の高速トレードは可能ですが、極端な秒スキャ(数百回/日レベル)は避けた方が良いでしょう。約款で「短時間又は合理性に欠ける頻度での反復注文」を禁止しており、手動の短期売買は運用範囲内でも、過度な連続発注は規約違反となり得ます。
- 取扱通貨・取引単位:通貨ペアは合計21種類(※ミニ取引含め31銘柄相当)。最小取引単位は基本1万通貨ですが、主要4通貨に限り1,000通貨のミニ取引が可能です。小口で刻みたい場合は米ドル/円など主要通貨ペアでミニを活用できます。
- 注文環境:PC版取引ツール・スマホアプリともにワンクリック即時発注+IFD・OCO・IFO注文、決済同時発注(エントリーと同時に利確・損切り予約)などを実装。スピーディーなエントリー&エグジットを支えます。
- コスト:取引手数料無料、スプレッドは業界最狭水準を掲示(原則固定時間帯あり)。約定力も高く滑りにくいと評判で、短期売買でもコスト・ストレスを抑えやすい環境です。
- リスク管理:ロスカットは証拠金維持率50%以下で即発動と厳しめです。追加証拠金(追証)判定は毎営業日末に行われ、未入金だと翌営業日に強制決済されます。ハイレバ運用時は証拠金余力に注意しましょう。
総じてDMM FXは「常識的な範囲の手動スキャルピングは容認、ただし自動売買や極端な高頻度はNG」というスタンスです。
約款違反が発覚すると口座凍結や利益取消といった厳しい措置も取られ得るため、規約の範囲内で運用することが大前提となります。



初心者は念のため取引頻度を抑えめにし、本格的に秒スキャをしたい場合はヒロセ通商やJFXなど公認口座の活用も検討すると良いでしょう。
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SBI FXトレード|手動スキャルOKだがシストレ非対応


SBI FXトレードはスキャルピング自体は禁止していません。
ただし、自動売買(システムトレード)サービスは提供しておらず、外部EAの使用もできません。
基本は手動取引で短期売買を行う形になります。
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SBI FXトレードの特徴
- 取引単位の柔軟性:SBI FXトレードは最小1通貨からの取引に対応。自動売買プログラムの利用は禁止と公式に案内しています(手動短期は可の見解)。例えば米ドル/円なら数十円程度から取引開始でき、ロットコントロールが非常に細かくできるため、スキャルピングでもポジション調整しやすいです。
- 取扱通貨:2025年現在34通貨ペアを提供。メジャーからマイナーまで幅広く、取扱数は国内トップクラスです。
- 注文ツール:PC版・スマホアプリとも高機能で、IFD/OCO/IFDOCO/トレール注文など一通り網羅。約定スピードも高速で、短期売買時でも遅延が少ないとの評価があります。
- コスト面:取引手数料は無料、主要通貨のスプレッドも狭小水準です。さらに1通貨単位取引ではスプレッドが段階的に縮小されるプログレッシブ方式を採用しており、少額取引では有利なコスト設定となっています。
- ロスカット:証拠金維持率50%未満で即ロスカット執行(判定は約20秒ごと)と、こちらも迅速・厳格です。追証はありませんが、不足金は速やかに入金しないとポジション強制決済となるため注意が必要です。
SBI FXトレードは1通貨から取引できることから、スキャルピング初心者が練習するのにも適した口座です。
小額で試行錯誤し、慣れてきたら取引数量を増やすことも容易です。
ただし、自動売買を使いたい場合は他社を検討する必要があります(SBIでは提供が無いため)。



また、取引量が増えるとスプレッドも変動するので、極小単位の恩恵は小口取引時限定という点も把握しておきましょう。
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GMOクリック証券「FXネオ」|明確な禁止規定なしも抽出条件に注意


GMOクリック証券「FXネオ」は規約上「スキャルピング禁止」と明記していない口座です。
国内最大手の一角であり、約定力・スプレッドなど取引環境が優秀なため、短期売買に利用しているトレーダーも多数います。
公式にもサポート問い合わせで「禁止ではない」と回答を得たとの報告があり、基本的には通常の範囲でスキャルピング可能と考えてよいでしょう。
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GMOクリック証券「FXネオ」の特徴
- 取引環境の強み:最小取引単位1,000通貨(※HUF/JPY・ZAR/JPY・MXN/JPYは1万通貨)に対応し、小口の回転売買がしやすいです。約定スピード・安定性もトップクラスで、サーバーが強く大口の高速発注にも耐えるインフラが魅力です。
- スプレッド:米ドル/円0.2銭など業界最狭水準のスプレッドを原則固定(AM9:00~翌AM3:00)で提示。他社より格段に狭いコストでスキャルピングできます。ただし、早朝や指標発表時には広がる可能性があるため注意。
- 注意点(抽出条件):GMOクリック証券はスキャルピングを一律に禁止とはしていませんが、「カバー取引が困難な時間に集中した大量取引」「複数顧客の同調でレート操作しうる数量」などに該当すると取引制限がかかる旨をFAQで明記しています。
- 自動売買:GMOクリック証券はMT4等の提供はなく、自動売買ツールの利用も前提としていません。ただしAPI経由で独自プログラムを動かす等の高度なことをしない限り、通常の高速クリック操作であれば問題なく取引できます。
- 実績と信頼性:口座数・取引高とも国内トップクラスであり、金融庁登録(関東財務局長(金商)第77号)・信託保全(三井住友銀行・三井住友信託銀行・日証金信託銀行)などの体制もしっかりしています。サポートも24時間対応で、トラブル時の対応力も高いと定評です。
総じてGMOクリック証券は公式にスキャルピングOKと謳ってはいないものの、事実上かなり自由度高く短期売買を行える口座です。



実際に「秒スキャ」で利益を上げているユーザーも多く、原則として口座凍結などのリスクも低いでしょう。
ただし、FAQで「抽出条件に該当する取引は制限あり」と明示されており短時間の大量発注等は制限対象となるため、通常の手動短期売買に留めるのが無難。
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スキャルピング向きのFX口座を選ぶポイント


ここまで、スキャルピングが可能な主要FX口座の特徴を見てきました。
改めて自分に合った「スキャルピング向き口座」を選ぶ際のチェックポイントを整理します。
公式OK vs 黙認:安心感とリスクのバランス
まず重視したいのは、その口座が公式にスキャルピングOKか否かです。
公認口座(ヒロセ通商やJFXなど)は、基本的に約款違反リスクを気にせずトレードできるため、精神的にも安心して高速取引に集中できるでしょう。
一方、「禁止されていない」口座(DMMや外為どっとコム等)は、一応短期売買はできますが、あまりに高頻度だと口座凍結リスクがゼロではない点に注意が必要です。



経験者で自己責任で運用できるなら黙認系も候補になりますが、初心者やリスクを避けたい人は公認口座を選ぶ方が無難です。
スプレッド・約定力:コストと執行性能
スキャルピングでは、1取引あたりの利益幅が小さいため、スプレッド等の取引コストの影響が非常に大きくなりがち。
そのため、スプレッドが狭い業者(GMOクリック証券やヒロセ通商など)を選ぶことで、利幅を確保しやすくなります。
また、約定力(提示価格でスムーズに約定する能力)や約定スピードも重要であるため、高速約定を謳う口座や、約定拒否・スリッページ報告が少ない口座を選ぶと良いでしょう。



ヒロセ通商やJFXはIIJ技術採用で処理が高速、高約定率を公表しています。
また、GMOクリック証券も取引高世界一を経験した実績から約定性能に定評があります。
最低取引単位と通貨ペア数
スキャルピング初心者にとっては、少額から試せる口座かも重要です。
SBI FXトレードの1通貨取引や、ヒロセ・JFXの1,000通貨単位取引は、損失リスクを抑えて練習できる点で魅力です。
また、スキャルピングの特性上、通貨ペアが豊富な業者は、ボラティリティの高い通貨で短期チャンスを狙う幅が広がります。
ヒロセ通商(54ペア)やSBI FXトレード(34ペア)のように取扱ペア数が多い会社は、スキャルピングのターゲットが見つけやすいでしょう。
国内口座と海外口座の違い
スキャルピング可否を考える際、海外FX口座も選択肢に上がります。
海外業者の多くはスキャルピング自由で、MT4/MT5による自動売買も可能です。
ただし、レバレッジも数百倍と高く、短期売買で大きく稼ぐチャンスがありますがリスクと表裏一体ですし、さらに海外事業者は日本居住者向けサービスは原則登録が必要で、無登録業者はトラブル時の保護が弱いと金融庁・財務局が継続的に注意喚起しています。
利用前に登録有無を公式一覧で確認をしましょう。
また出金面の不安やスプレッドの広さ(取引手数料込み)など、総合的なコスト・リスクで見れば国内優良口座に劣るケースもあります。



まずは国内で公認または実績ある口座を使い、必要に応じて海外口座も併用する、という形が安全策と言えるでしょう。
複数口座の活用も検討
スキャルピングで安定して利益を上げるには、一つの口座に依存しないことも大切です。
例えば、公認口座(ヒロセやJFX)をメインに、高速取引の中心に据えつつ、サブで黙認系口座(DMMやGMO)を用意しておくと、万一片方でスプレッド拡大や約定遅延が生じた際にもう一方でヘッジする、といった対応ができます。



また、口座ごとに得意な通貨ペアや時間帯が異なる場合もあります。
複数社を試して、自分のトレードスタイルに最適な組み合わせを見つけると良いでしょう。
【Q&A】国内FXのスキャルピングOK口座の疑問に答える
そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。
終わりに|スキャルピングOK口座で快適トレードを
スキャルピングが可能なFX口座は限られますが、本記事で紹介したように公認の安心口座から実質容認の高性能口座まで、選択肢は存在します。
それぞれ特徴やルールが異なるため、公式情報をよく確認した上で、自分のスタイルに合った口座を選びましょう。
特に初心者の方は、ヒロセ通商やJFXといった公認口座で環境に慣れつつ腕を磨くのがおすすめです。
経験を積んだら、条件付き可の口座も活用し、複数の口座を状況に応じて使い分けることでリスク分散とメリット最大化を図れます。
健全な取引を心がけ、各社の約款を遵守していれば、国内FXでもスキャルピングで利益を狙うことは十分可能です。
ぜひ環境を整え、快適な超短期トレードに挑戦してみてください。
重要なリスク・費用
店頭FXは元本損失が生じるおそれ/レバレッジにより損失が拡大/相場急変・指標時・早朝等はスプレッド拡大・約定遅延、ロスカット・追証が発生する場合あり/各社の手数料・金利調整等は最新交付書面を参照してください。