セゾンカードのおすすめを一挙ご紹介！個人／個人事業主／法人向けの種類ごとに厳選しました

セゾンカードの種類

セゾンカードは80種類以上にものぼり、セゾン独自のプロパーカード、アメックスとの提携カードや、無印良品や高島屋・西武といった商業施設との提携カードなど数多くの種類があります。

さらに対象者も個人・個人事業主（会社経営者）・法人向けとさまざまなカードを発行しており、それぞれの特長はもちろん、特典や使い勝手、ビジネスで合理的なメリットがあるかどうかの見極めが必要です。

「セゾンカード」のなかで最も注目されているのはアメックスとの提携カード。個人向けだけでなくオーナー向け・法人向けのカードごとにも種類が揃っており、ビジネススタイルによって選べるのがポイントです。

対して、商業施設との提携カードや地域に貢献するカードといったラインナップがある個人向けカード。基本の「永久不滅ポイント」に加え、それぞれの施設のポイントがWで貯まるので、ご自身の生活圏のショッピングにお得で便利なカードが選べますよ。

ステイタス重視の方ならぜひ1枚、アメックスのゴールドを持っておきたいですね。後ほど紹介しますが、かなり魅力的な特典がありながら、初年度の年会費は無料・インビテーション不要など、それほどハードルが高くないカードという印象です。

セゾンカードに共通した特長は？

ここからは「セゾンカード」に共通するメリットを見ていきましょう。実はセゾンカードはポイ活に有利であったり、キャンペーンでのキャッシュバック額が大きいなど、お得な条件が揃っています。

メリット①「永久不滅ポイント」

セゾンカードといえば目にすることの多い「永久不滅ポイント」。法人向け以外のクレジットカードのほとんどに永久不滅ポイントがつきます。

永久不滅ポイントの最大のメリットは、ポイントに有効期限がないことですが、「貯める方法」と「使い途」が多様なのも見逃せません。

「セゾンポイントモール」を経由するだけで、いつものECショップ（楽天・Yahoo!ショッピング・Apple Storeなど）でのお買い物で永久不滅ポイントを獲得できます。ポイント付与率が最大30倍となるものもありますよ。

さらに永久不滅ポイントを利用した投資信託の運用が可能です。永久不滅ポイントだけで積立することもでき、新しいポイ活の形態として注目されていますよ。

「永久不滅ポイントは1,000円につき1ポイント」なのでポイント還元率が低いと考える方もいますが、ショッピングや投資での利用する際、100pt=450円もしくは、200pt=900円として使用できます。

ポイント移行（dポイント・nanacoポイントなど）やギフト券（Amazonギフト券など）、マイル交換（ANA・JAL） によっては、交換率がさらにオトクな商品もありますよ。

メリット②「選べる4つの国際ブランド」

「セゾンカード」は、Visa・Mastercard®・JCB・AMERICAN EXPRESSの4つの国際ブランドをチョイス可能。一般カードであれば3～4つの国際ブランドを選ぶことができます。

メリット③「特典や優待が豊富」

セゾンカードの魅力はなんといっても特典・優待が充実していること。ラグジュアリーな旅行からレストラン・レジャー施設の使用、自宅での動画やマンガ鑑賞からおしゃれまで幅広く対応しています。

なかには、セゾンカードの利用や提示で最大60%OFFの優待が受けられることも。公式サイトの検索機能も充実しているので利用しない手はありません。

特典でもうひとつ注目したいのは「キャンペーン」。ほぼ常時、何かしらの新規入会キャンペーンが実施されており、アメックスカードの入会なら8,000～10,000円相当の永久不滅ポイントがプレゼントされます。

もちろん、アメックス提携カード以外のセゾンカードでもポイント還元の特典多数。ぜひキャンペーン内容もチェックしてくださいね。

セゾンカードで年会費無料or格安の一般カード

まずは年会費が無料、もしくは割安な一般カードを見ていきましょう。一般カードとはいえ、海外旅行のサポートサービスが備わっているなど、見どころのあるカードを厳選してご紹介します。

セゾンカードビギナーにはこの1枚から「セゾンカードインターナショナル」

「セゾンカードインターナショナル」はセゾンの一般カードのなかで、最もスタンダードなカード。提携商業施設が特にないため、なるべく安い価格のお店を探して買い物する場合に便利です。

また、インターネットショッピングでの永久不滅ポイントの貯め方・使い方は他のセゾンカードと同じ。さらに電子マネーが充実し、近頃のキャッシュレス決済にも柔軟に対応しています。

セゾンの最もスタンダードな一般カードとして知られるタイプ。初めてセゾンカードをつくる方で、何にするべきか迷っているならこの1枚がベストです。

月々の利用額や明細をWeb上で知らせてくれる「Netアンサー」は永久不滅ポイントの利用にも便利。また「永久不滅プラス」に登録すると、ポイ活の効率がさらに上がりますよ。

日々のお買い物としてはネットショッピングが多く、特に決まった商業施設を利用しない、生活圏にセゾンとの提携商業施設がないという方におすすめです。

年会費無料のアメックスをお探しなら「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード」

年に1円以上のカードの利用があれば、翌年は年会費無料となるシステムです。初年度も無料なため、実質ずっと年会費がかからない「セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード」。

さらに、QUICPay加盟店で、Apple Pay・Google Pay・セゾンQUICPayのいずれかで支払えば、利用合計金額（税込）の3%相当、6倍の永久不滅ポイントが還元されます。

国内外の優待サービスが充実した「アメックスカード」。提携カードであっても年会費無料で入会できるクレジットカードはそう多くありません。

そのなかで「セゾンパール」と後述の「セゾンブルー」はアメックスのプロパーカードと同じようなデザインで、アメックスに憧れている方にもぜひおすすめしたいカードです。

「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カード」

「セゾンパール」よりワンランク上の海外優待・保険が受けられる「セゾンブルー・アメリカン・エキスプレス®・カード」。26歳まで年会費無料なのが魅力です。

永久不滅ポイントの還元率や各種サービス、海外旅行時のポイント優待や障害補償が充実しています。

アメックスのプロパーカードのようなデザインに加え、充実した特典や海外旅行の補償が魅力の1枚。

26歳まで年会費が無料なので、若い方でアクティブに国内外の旅行を楽しみたい方に適しています。もちろん、26歳以降も年会費3,300円（税込）と控えめ。充実したサービスを受ければ手放せない1枚となるでしょう。

セゾンカードでステイタス重視ならこの2枚

ここからはステイタス重視のセゾンカードを厳選！とことんラグジュアリーな特典や、ショッピングでお得なサービスがどのようなものか見ていきましょう。

家族にも補償が適用される「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード」

毎日の生活や旅行に、これ1枚あればワンランク上の特典やサービスが受けられる「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード」。

永久不滅ポイントの還元率は海外はもちろん、国内のショッピング利用で優遇。さらに海外旅行の補償はファミリー会員でなくとも、家族であれば適用されます。

「ゴールドカード」としてのステイタスが十分に発揮される1枚。海外旅行の補償がファミリー会員でなはなくても、同一生計などの条件を満たせば適用されるのが魅力。エステやスポーツの優待が豊富など家族全員が満足する特典が数多くあります。

また国内ショッピングでポイント還元率が高く、日々の生活のなかでも何かとお得。日常も非日常も家族と楽しみたい方にもってこいのカードです。

どこへ行っても特別扱いが期待できる「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」

「プラチナ会員限定サービス」など、他にはない上質なサービスが享受できる「セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」。

本格セレブのハイソサエティな日々をサポートする1枚。

海外での空港ラウンジ利用は当然のことながら、プラチナ会員限定の「セブンプレミアムセレクション」では、京都・祇園でのお茶屋遊びやミシュラン店からの料理人派遣、お子さまの留学サポートから次世代再生医療まで、他とは違うサービスが満喫できますよ。

アメックスの海外サポート力に、日本独特の厳選サービスを享受できるのは、「セゾンプラチナ」ならではと言っても過言ではありません。。

個人事業主向けセゾンカード【コスパ／ステイタス重視が選べる！】

ここからは「個人事業主」向けのセゾンカードを見ていきましょう。個人向けカードの選び方と基本は変わりませんが、家族だけでなく従業員も使える「追加カード」や「ETCカード」の扱いや、引き落とし口座のチョイスが変わってきます。

個人事業主向けカードを選ぶポイントは、

といった点が重要になってきます。以上を踏まえ、ここからは個人事業主向けカードをコスパ重視・ステイタス重視のふたつを厳選してご紹介していきます。

事業主によっては年収に関わらず、「個人名義口座」で支払いや取引を行っている方もいらっしゃいます。プライベートの銀行口座とは“別”ではある方もいれば、“同じ”方も。

さまざまな事業形態に対応できるように、法人・個人の口座が選べたほうが個人事業主向けカードとして使い勝手がよいでしょう。

コスパ重視なら「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」

個人事業主向けの「セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」は個人向けの一般カードと同じようなランクに位置づけ。入会申込も本人確認書類のみというシンプルさがあります。

個人事業主向けながら気軽に入会できるタイプで、追加カードは社員だけでなく家族も使えます。さらに引き落とし口座は法人名義でも個人名義でもOK。

確定申告が白色レベルのフリーランスや、家族経営の自営業者・従業員が数名の個人事業主に最適。年収がそれほど高くなくても、プライベートとビジネスの決済を分けるのにおすすめの1枚です。

ステイタス重視なら「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」

個人向けの「セゾンプラチナ・アメックス」のプラチナ会員限定サービスに加え、ビジネス向けのサービス満の「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®・カード」。

年会費が22,000円（税込）、追加カードにも1枚ごとに年会費3,300円（税込）必要ですが、カードの名義本人・追加カード会員ともにそれに見合った優待が受けられますよ。

個人事業主向けでハイクオリティな1枚で、個人病院やマンションオーナー、公認会計士・弁護士事務所など年収が高い経営者向け。近頃は新規ITサービスの会社経営者にも注目されています。

1,000万円以上の年収があると税務関係も厳しくなってくるので、ビジネスの支払いを1本化して明確にしておくのがマスト。こちらのカードならキャッシュフローや明細が本人・追加カードごとに把握しやすく、さらにポイント還元率やトラべエルサービスも充実していますよ。

法人向けセゾンカード【経営サポート・ガバナンス強化がポイント】

法人向けのセゾンカードにもセゾンのプロパーカード、アメックス提携カードが発行されています。法人カードを選ぶポイントは、

といったポイントが重要になってきます。

こういった点を踏まえながら、次に挙げるセゾンの法人向けカードを見ていきましょう。

セゾンカードで共通した特長は、充実した経営サポートだけでなくだけでなく、ETCカードや追加カードの発行枚数が多い点。従業員数300人以下の中小規模の企業に十分対応できる数がデフォルトされています。

「セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード」

年会費が3,300円（税込）と控えめながら、追加カードごとに利用枠が設定でき、明細の確認が可能なガバナンス強化で、経理手続きを軽減できる「セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード」。

また、公共料金や税金・広告費・資材購入費の支払いの0.5%のキャッシュバックか、もしくは最長84日間の支払猶予のどちらかを経営サポートとして選ぶことができます。

「キャッシュバック0.5%」や「支払猶予最長84日間」の経営サポートは会社の資金力によって選ぶのが◎。資金力に余裕がある場合は、ぜひキャッシュバックを選びましょう。対して、キャッシュフローの改善に頭を悩ませている企業は「支払猶予最長84日間」のサポートを候補に入れてくださいね。

また、追加カードごとの明細確認や利用限度額決定など、中小規模等の会社でも必要経費のガバナンス強化に役立つカード。「経費のやり取りで日々従業員が悩まされている！ただし、クレジットカードにあまりコストを掛けたくない」という法人代表者の方に提案できるカードです。

「セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス®・カード」

法人向けのゴールドカードより、「キャッシュバック率1.0%」もしくは「支払猶予手続き手数料無料」など、さらにワンランク上の経営サポートが受けられるプラチナカード。

年会費は高めながら、プラチナ限定のサービスが従業員カードにも付帯しており、ステイタスの高い仕様です。

資金管理に役立つのはもちろん、ワンランク上の経営サポートや、カード会員の従業員も使える「プラチナ会員専用デスク」で、会社のステイタスが全体的にワンランク上がりますよ。

キャッシュフロー改善や資金管理の強化にも役立ちながら、ラグジュアリーなサービスも豊富なカード。顧客や取引先のステイタスが高い、接待が多いといった企業の方におすすめしたいカードです。

まとめ

「おかねの教科書」で厳選したセゾンカード9種類を見てきました。セゾンカードの大きな特長として、「永久不滅ポイント」がありますが、さまざまな収入・ライフスタイルに適応する種類の豊富さにも心惹かれますね。

これは個人向けに限らず、個人事業主や法人向けにも言えることで、会社の経営状況や従業員数によってカードを選択することが可能です。

今回は厳選した9種類のカードをご紹介しましたが、その数は80種類以上とまだまだ豊富なセゾンカード。特に個人向けは商業施設との提携カードが豊富で、商業施設の独自ポイントとWで永久不滅ポイントが貯まるなど、ポイ活だけみても魅力的な点が盛りだくさん。

ぜひ、ご自分のライフスタイルや収入にあった1枚を探してくださいね。