アイフルで一括返済する前に決めることは?
アイフルでお金を借りている方やこれから借りようとお考えの方の中には、借入金を一気に返す「一括返済」をしたいという方もいらっしゃるでしょう。
一括返済のために、返済日と返済方法を決めることが大切です。どのように決めていったらよいか、例を参考に一緒にチェックしていきましょう!
返済日を決める
利息を抑えたければ、なるべく早く返済するのがコツです。アイフルのカードローンの一括返済するなら、まず「返済日」を決めましょう。
アイフルでは1日ごとに利息がつくため、返済日によって返済すべき金額「借入残高」が異なります。返済日まで用意する金額を把握するには、以下の2つのステップが必要なのです。
- 返済日を決める
- 返済日の借入残高を確認する
返済日の借入残高は次の方法で調べることができます。
- アイフルATM・店舗で確認する
- 有人チャットで問合せ
- アイフルのWeb会員ページにログイン
- 会員専用ダイヤル「0120-109-437」 (平日9:00~18:00)に問合せ
口座振替利用者は電話問合せがおすすめ!
ふだんの返済に口座振替(自動引落)を利用されている場合、アイフルが銀行へ振替依頼してしまうと、一時的に余分にお金を払うことになりかねません。一括返済の予定日を大幅にリスケする必要が出てくるので、まずは会員専用ダイヤルに連絡して確認を取りましょう。
返済方法を決める
日頃の返済方法と同じ方法で一括返済したい方もいらっしゃるかもしれませんが、一括返済に限っては返済方法を見直してみましょう。
返済手段によっては次のことが変わってきます。
- 手数料の有無・価格
- 1円単位で返済可能か、1,000円単位の返済しかできないのか
- 上限金額
「一括返済」ともなれば、返済上限額や1円単位の返済が可能かどうかの影響は少なくありません。スッキリ完済するには、自分にとってどういった返済方法が理想的か調べる必要があります。その上で手数料を含み、最終的に一括返済にかかる費用の総額を確認しましょう。
たとえ1,000円未満の端数が残ったとしてもアイフルでは「完済」扱いになります。後ほどくわしく説明しますが、将来的なことを考えると借入金をゼロ円にするか、多めに返済してアイフルの「預り金」としたほうがよいでしょう。
アイフルの理想的な一括返済方法はどれ?
アイフルの一括返済の方法には4つの選択肢があります。
- 銀行振込
- アイフルATM
- 提携先ATM
- コンビニ(Famiポート)
一つずつ確認していきますね。
【1】銀行振込による一括返済
アイフルでは、アイフル指定の銀行口座に振り込むかたちでの一括返済が可能です。
銀行振込での一括返済 | |
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手数料 | あり |
端数への対応 | ○ |
返済上限金額 | 上限なし |
利用可能時間 | 銀行営業時間内 |
銀行振込のメリットは上限金額がない、1円単位で返済できるという点。返済金額が多く、一度でスッキリ完済したい方に適しています。ただし、手数料は提携銀行ATMやコンビニ端末の手数料と比較して高めに設定されています。
例えば三菱UFJ銀行の場合は3万以下の返済額なら手数料は660円、3万以上なら880円(※2021年7月現在)です。
返済金額が少額で手数料が負担に感じる…という方にはあまりおすすめできませんが、そうでなければ最も確実に一括返済できる方法です。
【2】アイフルATMでの一括返済
アイフルATMを利用する最大のメリットは手数料不要という点。いつもの返済にアイフルATMを利用している方は、使い勝手がよいです。
また、アイフルATMでは紙幣99枚までの返済が可能です。
アイフルATMでの一括返済 | |
---|---|
手数料 | 0円 |
端数への対応 | × |
返済上限金額 | 紙幣99枚まで |
利用可能時間 | 平日・土日の7:00~23:00 |
アイフルATMでの一括返済のポイント!
- 手数料無料
- 紙幣99枚までの返済が可能
【3】提携先ATMでの一括返済
コンビニや金融機関にある提携ATMを使った返済方法もあります。
アイフルの返済(入金)ができる提携先
ATMでの一括返済は「端数の金額」で不便がある
提携先ATMは、特にコンビニが利用できるために利用可能時間の幅が大きくATM数も多いので、仕事の後の夜遅い時刻にも利用できる利便性の高さが魅力です。
提携先ATMでの一括返済 | |
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手数料 | ・1万円以下の入金:110円 ・1万円超の入金:220円 |
端数への対応 | ○ |
返済上限金額 | 上限なし |
利用可能時間 | 銀行各社のATM利用時間に準じる |
提携先ATMでの一括返済のポイント!
- 利用時間や利用ATMの選択肢が豊富
- 返済上限金額がない
【補足】ATMで出る端数はどうしたらいい?
アイフルATMや提携先ATMでは硬貨非対応で千円未満の入金ができません。 そのため、紙幣の分だけで支払うのですが、以下のようなチョイスがあります。
- 【少なめに支払う】
完済金額(手数料込み)の端数分を切り捨て、紙幣分のみを返済
→残った端数分は「無利息残高」になります - 【多めに支払う】
完済金額(手数料込み)よりも余分に返済
→余ったお金は「預かり金」となります
残った端数分の「無利息残高」には利子はつきません。しかし、残っている限り解約はできません。
無利息残高の精算の手続きは、引落口座の有無で異なります。
- 【引落口座の登録あり】
端数分の金額→次回引落しで精算 - 【引落口座の登録なし】
端数分の金額→無利息残高→銀行振込で返済
他方、預り金は返却してもらえます。アイフルに以下のいずれかを依頼できます。
- 銀行振込での返却
- 次回利用時に相殺
- 郵送での返却
【4】コンビニ(Famiポート)での一括返済
全国の「ファミリーマート」にある端末の「Famiポート(ファミポート)」も一括返済に使えます。
Famiポートは支払いのための端末です。
Famiポートの基本的な操作手順
- Famiポートのトップメニューから「金融サービス/国際送金など」を選んで触れる。
- 「借入金のご返済」を選んでタッチする。
- 表示される企業から「アイフル」を選択してタッチ。
- 一括返済する金額(手数料込み)を入力する。
- <Famiポートから「Famiポート申込券」がプリントされます>
- 「Famiポート申込券」を持ってレジへ向かう。
- レジで代金を現金(※)で支払う。※支払後、必ずレシート(受領書)を受け取る。
※Famiポートの支払いは現金のみです。
- 参考:操作手順|金融サービス|ファミリーマート
Famiポートでの一括返済のメリットは、銀行振込と同じく1円単位で返済できる点です。
コンビニ(Famiポート)では上限(30万)を超える金額で、銀行に行く時間がない場合におすすめです。
端数を残さず返済を一度で終わらせたい、返済金額はそれほど多くない、という方におすすめです。
コンビニ(Famiポート) | |
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手数料 | ・1万円以下の入金:110円 ・1万円超の入金:220円 |
端数への対応 | ○ |
返済上限金額 | 1回30万円/1日90万円 |
利用可能時間 | ・レジでの支払い:原則、平日と土日祝日の7:00~23:30 ・Famiポートからの申込券発券:7:00~23:00 |
コンビニ(Famiポート)での一括返済のがポイント!
- 1円単位の返済が可能
- 1回/1日上限金額に注意
完済と解約の違いをチェック!
「一括返済したから、これで消費者金融系カードローンとのお付き合いはおしまい」
――いいえ、「一括返済したらアイフルとの契約が解約」となるわけではありません!
今後もアイフルを利用するつもりなら特に手続きは必要ありませんが、もし解約したいなら手続きが必要です。
アイフルの一括返済のポイント!
「一括返済=解約」ではない!
完済しないと信用情報機関に利用履歴が記録され続ける
完済しても契約を続行している場合、「信用情報」への記録も継続されます。
解約すれば信用情報の内容は一定の保存期間を経て削除され、保存期間は最長で10年とのこと。
今後、住宅ローンや自動車のローンを考えている場合や、他社のカードローンを使用する場合は必ず解約し、信用情報を早めにクリーンにしましょう。少なくとも「契約中」か「解約済み」では、もちろん解約済みのほうが有利です。
契約情報が残ったままだと、他社のカードローンの契約時に限度額が低く設定されたり、住宅ローンは利率が不利になるだけでなく、最悪審査が通らない可能性があります。
※「信用情報」とは、クレジットやローン、年収などに関する情報のことで、客観的な取引事実を登録した個人の情報のこと。
- 出典:Wikipedia
まとめ
今回はアイフルで一括返済する時、どのように進めるのか、理想的な返済手段は何かについて紹介しました。
アイフル一括返済のポイント
- まずは返済日を決める
- 1日ごとに利子がつくため、返済日の借入残高を確認する
- 返済上限額や端数・手数料が関わってくる返済方法を決める
一括返済にはメリットこそあれ、デメリットはありません。まとまったお金が入ったらぜひ検討してみてくださいね。
振込での一括返済のポイント!