カードローンは危険?安全に使うためのチェックリストと注意点(違法業者・延滞・借り過ぎ対策)

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この記事のポイント

  • まずは「登録確認」と「審査なしの勧誘回避」で、違法業者リスクを落とす
  • 次に「返済計画(期間と利息)」を見える化して、借り過ぎを防ぐ
  • 最後に「延滞しそうなときの動き方」を決めて、信用情報の事故を避ける

カードローンは「危険」「やめたほうがいい」といった声を見かけやすい一方で、実際には商品そのものが一律に危ないわけではなく、選び方と使い方次第でリスクは大きく変わります。

違法業者に申し込んでしまわないか、金利や返済がどれくらい負担になるのか、延滞した場合に将来へどんな影響が出るのか。こうした不安を抱えたまま検討すると、判断を誤りやすくなるのも事実です。

この記事では、カードローンが危険と言われる本当の理由を整理したうえで、正規の登録業者を見分ける基本チェック金利や返済計画で必ず確認すべきポイント、そしてトラブルを避けるための具体的な対処法までを網羅的に解説します。

借りる前に何を確認し、どこに注意すれば安心して判断できるのかを理解することで、「知らなかったせいで損をする」リスクを減らし、自分にとって本当に必要な選択ができるようになるはずです。

重要:本記事の前提と免責

本記事は一般的な情報提供を目的としています。特定の金融商品・事業者を推奨するものではなく、審査通過や借入可能額、融資実行時期、返済負担の軽減などを保証するものでもありません。
金利・限度額・手数料・返済条件・制度は、契約内容や審査結果、法改正などにより変わる場合があります。必ず各社の最新の公式情報と契約書面をご確認ください。借入・返済の判断はご自身の責任で行ってください。

結論(先に確認したいポイント)

カードローンは、銀行や貸金業者などがそれぞれのルール(登録・監督など)の枠組みのもとで提供しているサービスです。
ただし、借入は返済義務を伴うため、誰にとっても安全が保証されるものではありません。

次の3つが重なると危険が増えます。

  • 違法業者(いわゆるヤミ金)を利用してしまう
  • 借り過ぎて返済が長期化する
  • 返済の遅れ(延滞)で信用情報に傷がつく

この記事では、上の3つを避けるための具体的な確認手順をまとめます。

目次

まず確認:安全チェックリスト

まず、カードローンを借りる前に、最低限ここだけは確認してください。

  • 登録業者かを確認(貸金業者の場合):金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で、会社名や電話番号を検索する
  • 表示の登録番号だけで安心しない:サイト上の表示は偽装の可能性もあるため、検索結果(商号・所在地・電話番号など)と照合する
  • 「審査なし」「誰でもOK」を信じない:貸金業者は契約前に返済能力の調査が法律上求められるため、審査なしをうたう勧誘は避ける
  • 金利(実質年率)と遅延損害金:契約書面で数字を確認する(遅延損害金にも上限に関する規制があります)
  • 返済日・返済方法:口座引落し、ATM返済、アプリ返済など、自分が確実に守れる方法か確認する
  • 借入は必要最小限:完済までの期間と利息合計の目安をシミュレーションしてから借りる

注意:金融庁の登録貸金業者情報検索サービスは主に「貸金業者(消費者金融、信販会社など)」の登録確認に用いるものです。銀行は貸金業者ではないため、銀行名で検索しても表示されません(銀行カードローンが違法という意味ではありません)。不安な場合は、公式サイトや相談窓口でも確認してください。

登録業者の確認はこちら(金融庁):
https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku/

用語ミニ辞書(ここだけ押さえる)

  • 実質年率:手数料等を含めた年換算の利率として表示される金利です。契約書面や公式ページで確認します。
  • 遅延損害金:返済が遅れた場合に発生する損害金です。利率や計算方法は契約に書かれています。
  • 総量規制:貸金業者からの借入は、原則として年収の3分の1を超えないよう制限される仕組みです(銀行の貸付は対象外)。なお、総量規制には適用除外や例外となる貸付けもあります。
  • 信用情報:ローンやクレジットの契約内容・支払状況などの情報で、審査の参考にされます。

カードローンが「危険」と言われる理由

カードローンが不安視されるのは、商品そのものが一律に危険だからではありません。

多くの場合、次のどれかが原因です。

  • 違法な業者に申し込んでしまい、法外な請求や取り立ての被害に遭う
  • 毎月の返済額が小さい設定だと返済が長期化し、利息負担が増えやすい
  • 返済が遅れて信用情報に延滞が記録され、将来のローンやクレジット審査に影響する
  • 借りやすさゆえに、追加借入を重ねて多重債務になりやすい

逆に言えば、違法業者を避ける、借り方を決める、延滞しないの3点を押さえれば、リスクは下げられます。

違法業者(ヤミ金)を避ける見分け方

お金を貸す事業者(貸金業者)は、登録を受けて営業する必要があります。
まずは「登録業者かどうか」を確認してください。

見分け方1:金融庁の検索サービスで登録を確認する

金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」では、商号・名称(会社名)や所在地、電話番号などで検索できます。

少しでも不安がある場合は、申込前に検索しておくのが安全です。

検索サービス(金融庁):
https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku/
検索入力ページ:
https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/

※登録番号が書いてあるだけでは安心せず、検索結果(商号・所在地・電話番号など)と照合してください。

見分け方2:「審査なし」「誰でもOK」をうたう業者は避ける

貸金業者は、貸付契約を結ぶ際に返済能力の調査を行うことが法律上求められます

したがって、現実的に「審査なし」を前面に出す業者は、違法業者や不適切な勧誘である可能性が高いと考えられます。

根拠(e-Gov 法令検索:貸金業法 第13条 返済能力の調査):
https://laws.e-gov.go.jp/law/358AC1000000032

見分け方3:SNSの「個人間融資」や「先払い買取現金化」にも注意する

SNSで「お金貸します」「融資します」などと誘う投稿は、ヤミ金融が個人を装っているケースもあり、違法な高金利・個人情報悪用などの被害につながるおそれがあります。

また、商品買取を装って現金を渡し、後から高額な違約金(キャンセル料等)を請求する「先払い買取現金化」は、後々の支払いで生活が悪化し、多重債務につながる危険性があるとして注意喚起されています。

怪しいと感じたら取引前に公的窓口へ相談してください。

根拠(金融庁:SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください):
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/kinyu_chuui.html
根拠(金融庁:いわゆる「先払い買取」現金化に要注意):
https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/cashing_chuui2.html

もし違法業者かもしれないと思ったら(相談先)

緊急性がある場合(脅迫や暴力など)は、ためらわずに110番も検討してください。

カードローンのデメリット(リスク)

ここからは「正規の登録業者のカードローン」を前提に、一般的に起こりやすいリスクを整理します。

怖がらせるためではなく、事前に知っていれば避けられる事故が多いからです。

金利が高めになりやすい(利息負担が増えやすい)

カードローンは担保なしで借りられるぶん、住宅ローンなどに比べて金利が高めになりやすい傾向があります。

ただし、利息の上限には法律上の枠があります。

利息制限法の上限金利(元本に応じて)

元本(借入金額)上限金利(年)
10万円未満20%
10万円以上〜100万円未満18%
100万円以上15%

根拠(e-Gov:利息制限法):
https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000100

※上限を超える利息の約定は、超過部分が無効となる場合があります。実際の適用は契約条件・取引態様により変わるため、最終的には契約書面で確認してください。

金利は商品や審査結果(限度額など)で変わります。

申込前後で必ず「年利(実質年率)」を確認してください。

補足(遅延損害金):返済が遅れた場合に発生する遅延損害金(遅延利息・違約金を含む)は、法律で上限が定められています。一般に、銀行や消費者金融などが業として行う貸付け(営業的金銭消費貸借)では、年20%を超える部分は無効とされます。実際の利率や計算方法は契約書面で必ず確認してください。

根拠(e-Gov:利息制限法 第4条・第7条など):
https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000100

返済が長期化しやすい

カードローンは月々の返済額が抑えられている設計が多く、負担が軽く感じる一方で、返済期間が延びると利息が積み上がりやすくなります

対策はシンプルで、借りる前に完済までの期間と利息合計の目安を把握することです。

返済の目安は、各社の返済シミュレーションで確認できます。

例として、三井住友銀行の返済シミュレーションは下記です(借入金額、返済月数、借入金利を入力)。

https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/payment_simulation/

ほかのローン審査に影響が出ることがある(信用情報)

ローンやクレジットの審査では、信用情報機関に登録されている情報が参照されます。

ここで一番避けたいのが、返済の遅れ(延滞)が続くことです。

「ブラックリスト」は俗称で、信用情報機関に特定の名簿が存在するという意味ではありません。

実際には、延滞(例:61日以上または3か月以上の支払遅延)や保証履行、破産手続開始決定などの事実が、一定期間「異動」などとして登録されることがあります(登録の有無や見え方は機関・契約により異なります)。

根拠(CIC:信用情報開示報告書の表示項目説明PDF):
https://www.cic.co.jp/mydata/report/documents/kaijishosai.pdf

※61日未満の遅れであっても、入金状況として記録される場合があります。遅れが続いたり繰り返されたりすると審査で不利になることがあるため、返済日は最優先で守りましょう。

また、信用情報は永久に残るわけではありませんが、登録期間は「機関ごと」に加えて「情報の種類ごと」にも異なります。
詳細は各機関の案内をご確認ください。

延滞を防ぐだけで、将来の選択肢が守れます。
返済日は最優先で守りましょう。

借り過ぎてしまう可能性がある(総量規制と追加借入)

貸金業者(消費者金融など)には、原則として「年収の3分の1を超える貸付けをしてはいけない」という総量規制があります。

一方で、銀行の貸付けは貸金業法の総量規制の対象外であり、銀行カードローンも同様に対象外とされています(ただし、銀行側の審査はあります)。

根拠(金融庁:総量規制に関するQ&A:銀行の貸付は対象外):
https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.pdf

※総量規制には、住宅ローン等の「適用除外」や借換え等の「例外貸付け」といった区分があります。総量規制があるから安心、対象外だから危険、という単純な話でもありません。

大事なのは、自分の返済余力を超えない範囲に抑えることです。
追加借入ができる仕組みは便利ですが、使い方を誤ると多重債務に近づきやすい点は覚えておきましょう。

参考(金融庁:貸金業法Q&A/日本貸金業協会:総量規制の例外・除外の説明):
https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html
https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/total_regulation.php

カードローンのメリット

デメリットだけ見ると不安になりますが、カードローンには「困ったときに助かる」メリットもあります。

ポイントは、短期・計画的に使うことです。

会社によっては早めに融資を受けられる場合がある

消費者金融系カードローンの中には、当日中に資金を受け取れる場合がある商品もあります。

ただし、申込時間(締切時刻)、審査状況、本人確認の方法、金融機関の振込時間などによって変わるため、必ず公式案内を確認してください。

なお、早い融資をうたっていても、審査が不要になるわけではありません。

担保・保証人なしで借入できる

一般的にカードローンは担保や保証人が不要な商品が多く、手続きがシンプルです(商品によって条件は異なります)。

時間や場所を選ばず借入・返済しやすい

提携ATMやアプリなど、借入・返済の手段が複数用意されているケースがあります。

手数料や利用可能時間は金融機関・時間帯で異なるため、契約前に確認しましょう。

お金の使い道に決まりがないことが多い

カードローンは、用途が限定されない商品として案内されることが多く、急な出費に対応しやすいのが特徴です。

とはいえ、生活再建のために借り続ける形になると危険度が上がるので、あくまで「一時的・短期」のつもりで使うのがおすすめです。

返済が大変にならないための上手な借り方

自分に合ったカードローンを選ぶ(消費者金融と銀行の違い)

カードローンは大きく「貸金業者のカードローン(消費者金融など)」「銀行カードローン」に分けて考えると整理しやすいです。

違いはおおむね次のとおりです。

スクロールできます
比較項目貸金業者(消費者金融など)銀行
総量規制(年収の3分の1)原則として対象貸金業法の総量規制は対象外(ただし審査はあり)
融資スピード当日中に資金を受け取れる場合がある商品もある当日中が難しく、日数がかかる場合がある
金利商品・審査結果で異なる商品・審査結果で異なる

総量規制の対象外かどうかは「借りやすさ」の一要素に過ぎません。

自分がいつまでに返せるかを軸に選ぶのが安全です。

事前に返済シミュレーションで「完済までの目安」を知っておく

借入前に、毎月の返済額だけでなく完済までの期間利息の合計の目安をつかむことが大切です。

公式の返済シミュレーションがある場合は、必ず活用してください。

例:三井住友銀行 カードローン 返済シミュレーション
https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/payment_simulation/

繰上返済(追加返済)で返済期間を短くする

毎月の約定返済に加えて、余裕がある月に追加で返済することを一般に「繰上返済(追加返済、随時返済など)」と呼びます。

元金が早く減るため、結果的に利息負担を抑えやすくなります。

ただし、生活費まで削ってしまうと本末転倒です。ボーナス月や臨時収入があるときなど、無理のない範囲で行いましょう。

必要以上のお金は借りない(上限まで借りない)

限度額に余裕があると「いざというときの安心感」はありますが、使ってしまうと返済が重くなります。

借入は必要最低限に抑え、追加借入をする前に必ずシミュレーションで返済計画を確認してください。

借り過ぎが心配な場合:貸付自粛制度という選択肢

浪費の習慣やギャンブル等依存症などで借り過ぎが心配な場合、自ら申告することで、一定期間、金融機関などが審査の際に参考にする「貸付自粛情報」を登録する制度があります。

借りない仕組みを先に作っておくと、判断が楽になります。

貸付自粛制度のポイント

  • 本人(原則)または法定代理人などが申告し、貸付自粛情報が信用情報機関に登録されます
  • 銀行・貸金業者などは、支払能力の調査のために貸付自粛情報を参照します
  • 貸付自粛情報は、会員の与信判断を拘束するものではありません(最終判断は各社の審査によります)
  • 登録期間や撤回の制限(原則3か月は撤回できないなど)は、実施団体の案内に従って確認します

制度の概要(金融庁):
https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/kasitsukejisyuku.html

申告の案内(JICC):
https://www.jicc.co.jp/self-control
申告の案内(全国銀行個人信用情報センター):
https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/selfcontrol/

返済ができなくなりそうなときの対処法

返済が苦しくなったときに一番危ないのは「放置」と「連絡を無視すること」、そして新たな借入で返済を回すこと(自転車操業)です。

早い段階で動けば、選択肢が残ります。

返済が遅れると起こり得ること

  • 追加借入が停止されることがある(タイミングや条件は契約によります)
  • 遅延損害金が発生する(利率は契約で定められます)
  • 延滞が長引くと信用情報に事故情報が登録され、ローンやクレジットに影響する可能性がある

信用情報の「異動」の代表例として、CICでは「約定返済日より61日以上または3か月以上の支払遅延」などが示されています。
https://www.cic.co.jp/mydata/report/documents/kaijishosai.pdf

※上の「61日以上または3か月以上」はあくまで目安のひとつです。短い遅れでも入金状況として記録される場合があるため、遅れそうなときは早めに連絡するのが安全です。

まずは借入先に連絡して相談する

「今月だけ厳しい」「収入が一時的に減った」など事情がある場合は、借入先に早めに連絡して相談しましょう。

相談すれば必ず希望通りになるとは限りませんが、無視するより状況が悪化しにくいです。

公的な相談窓口も使う

法律手続きや債務整理は、状況によって向き・不向きが大きく、デメリット(信用情報への影響など)もあります。

本記事は個別の法的助言ではありません。検討する場合は、法テラスや弁護士・司法書士など専門家への相談をおすすめします。

借入先が多い場合は「おまとめローン」を検討する

複数社への返済で管理が崩れている場合、借入を一本化して返済日を整理する方法として「おまとめローン」が検討されることがあります。

ただし、おまとめローンは借金そのものが減るわけではなく、審査もありますし、返済期間が延びると総返済額が増える可能性もあります。

契約前に、金利だけでなく総返済額完済までの期間を必ず比較してください。

返済が難しい場合は、公的窓口や専門家への相談も並行して検討しましょう。

【Q&A】カードローンの危険性と安全に使うコツの疑問に答える

そして、ここまでの内容やその他をまとめて、Q&A形式にしました。

カードローンは危険なサービスなのでしょうか?

カードローン自体が一律に危険というより、使い方や相手次第でリスクが大きく変わります。

特に「違法業者を利用する」「借り過ぎる」「延滞する」の3つが重なると危険度が上がります。

逆に言えば、登録確認と返済計画、延滞回避の行動を先に決めればリスクは下げられます。

違法業者(ヤミ金)を避けるために最初に何を確認すべきですか?

貸金業者の場合は、金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で登録状況を確認するのが基本です。

サイトに登録番号が表示されていても偽装の可能性があるため、検索結果の商号や所在地、電話番号などと照合してください。

少しでも違和感があるときは申込前に確認するだけで被害リスクを大きく減らせます。

銀行カードローンは金融庁の登録検索で出ないのに安全なのですか?

金融庁の登録貸金業者情報検索サービスは主に貸金業者の登録確認に使うため、銀行名で検索しても表示されません。

検索に出ないことは「銀行カードローンが違法」という意味ではありません。

不安がある場合は公式サイトや相談窓口など、一次情報で確認するのが安全です。

「審査なし」「誰でもOK」と書かれている勧誘は信じてもいいですか?

貸金業者は契約前に返済能力の調査が法律上求められるため、「審査なし」を前面に出す勧誘は避けるのが無難です。

現実的に審査をしない貸付けは不適切な勧誘や違法業者の可能性が高いと考えられます。

早い融資をうたっていても審査が不要になるわけではない点も押さえておきましょう。

SNSの個人間融資や先払い買取現金化はなぜ危険なのですか?

SNSの「個人間融資」はヤミ金融が個人を装うケースがあり、高金利や個人情報悪用などの被害につながるおそれがあります。

「先払い買取現金化」は商品買取を装って現金を渡し、後から高額な違約金などを請求されて生活が悪化する危険があるとして注意喚起されています。

少しでも怪しいと感じたら取引前に公的窓口へ相談するのが安全です。

金利や遅延損害金はどこを見て確認すればいいですか?

金利は「実質年率」として契約書面や公式ページに表示されるため、申込前後で必ず数字を確認してください。

遅延損害金は返済が遅れた場合に発生し、利率や計算方法は契約に記載されています。

遅延損害金にも上限に関する規制があるため、最終的には契約書面で条件を確認することが大切です。

借り過ぎを防ぐには何をシミュレーションすればいいですか?

毎月の返済額だけでなく、完済までの期間と利息合計の目安を借入前に把握するのが効果的です。

返済額が小さい設定だと負担が軽く感じる一方で、返済が長期化して利息が積み上がりやすくなります。

各社の返済シミュレーションを使い、必要最小限の借入額に抑える判断材料にしてください。

総量規制の対象外なら借り過ぎの心配はないのですか?

銀行の貸付けは貸金業法の総量規制の対象外とされていますが、それだけで安全が保証されるわけではありません。

総量規制があるから安心、対象外だから危険という単純な話ではなく、自分の返済余力を超えない範囲に抑えることが重要です。

追加借入ができる仕組みは便利な反面、使い方を誤ると多重債務に近づきやすい点に注意してください。

延滞すると信用情報にはどんな影響がありますか?

返済の遅れが続くと、信用情報に延滞として記録され、将来のローンやクレジット審査に影響する可能性があります。

「ブラックリスト」は俗称であり、特定の名簿が存在するという意味ではない点も押さえておきましょう。

短い遅れでも入金状況として記録される場合があるため、返済日は最優先で守るのが安全です。

借り過ぎが心配なときは貸付自粛制度を使えますか?

借り過ぎが心配な場合は、自ら申告して一定期間の「貸付自粛情報」を登録する制度があります。

銀行や貸金業者などは支払能力の調査のために参照しますが、与信判断を拘束するものではなく最終判断は各社の審査によります。

登録期間や撤回の制限は実施団体の案内に従って確認してください。

返済ができなくなりそうなときは何から行動すべきですか?

一番危ないのは放置と連絡無視、そして新たな借入で返済を回す自転車操業です。

遅れそうな段階で借入先に連絡して相談すると、無視するより状況が悪化しにくくなります。

公的な相談窓口や法テラスなども併用し、必要なら専門家への相談も検討してください。

まとめ

カードローンは、正規の登録業者のサービスであっても、借り方次第で危険度が変わります。

  • まずは金融庁の検索サービスで「登録業者か」を確認する(貸金業者の確認に有効)
  • 「審査なし」をうたう業者は避ける(返済能力の調査は法律上求められます)
  • 金利と返済計画(期間と利息合計)を確認し、必要最小限だけ借りる
  • 延滞しそうなら放置せず、借入先や公的窓口に早めに相談する
  • 借り過ぎが心配なら、貸付自粛制度も選択肢に入れる

不安が強い方ほど、先に「登録確認」と「返済シミュレーション」を行うだけで、判断がぐっと楽になります。

免責(再掲)

本コンテンツは一般的な情報提供を目的とするものであり、特定の金融商品の勧誘または個別の事情に応じた助言を目的とするものではありません。借入・返済の判断はご自身の責任で行ってください。条件・金利・手数料・制度は変更される場合がありますので、必ず最新の公式情報をご確認ください。

更新履歴:2026年2月7日:免責・前提条件の追記、ヤミ金融の注意点(SNS個人間融資/先払い買取現金化)の追記、貸付自粛制度の追記、信用情報の説明を補足、遅延損害金の上限(利息制限法第4条・第7条)を補足、総量規制の例外・適用除外の注記を追記、当日融資表現の条件を明確化しました。

出典・参考リンク(一次情報)

参照日:2026年2月7日

  1. 金融庁:登録貸金業者情報検索サービス
    https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku/
  2. 金融庁:登録貸金業者情報検索入力ページ
    https://clearing.fsa.go.jp/kashikin/
  3. e-Gov:貸金業法(返済能力の調査など)
    https://laws.e-gov.go.jp/law/358AC1000000032
  4. e-Gov:利息制限法(上限金利、遅延損害金の上限に関する規定など)
    https://laws.e-gov.go.jp/law/329AC0000000100
  5. 金融庁:総量規制に関するQ&A(PDF、銀行カードローンは総量規制の対象外など)
    https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.pdf
  6. 金融庁:貸金業法Q&A(総量規制、適用除外・例外貸付けなど)
    https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/qa.html
  7. 日本貸金業協会:総量規制の例外貸付けなど
    https://www.j-fsa.or.jp/association/money_lending/law/total_regulation.php
  8. CIC:信用情報開示報告書 表示項目の説明(PDF、異動の考え方)
    https://www.cic.co.jp/mydata/report/documents/kaijishosai.pdf
  9. CIC:信用情報の保有期間の案内
    https://www.cic.co.jp/confidence/posession.html
  10. JICC:信用情報の内容と登録期間(登録期間の一覧)
    https://www.jicc.co.jp/aboutus/credit-info/registration
  11. 全国銀行個人信用情報センター:センターの概要(登録期間の案内)
    https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/about/
  12. 消費者庁:消費者ホットライン188
    https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
  13. 政府広報オンライン:警察相談専用電話 #9110
    https://www.gov-online.go.jp/article/201309/entry-7508.html
  14. 法テラス:無料法律相談・弁護士等費用の立替
    https://www.houterasu.or.jp/site/soudan-tatekae/
  15. 金融庁:多重債務についての相談窓口
    https://www.fsa.go.jp/soudan/
  16. 日本貸金業協会:貸金業相談・紛争解決センター(相談窓口)
    https://www.j-fsa.or.jp/personal/contact/consultation_desk.php
  17. 金融庁:貸付自粛制度について
    https://www.fsa.go.jp/policy/kashikin/kasitsukejisyuku.html
  18. JICC:貸付自粛制度
    https://www.jicc.co.jp/self-control
  19. 全国銀行個人信用情報センター:貸付自粛制度のご案内
    https://www.zenginkyo.or.jp/pcic/selfcontrol/
  20. 金融庁:SNS等を利用した「個人間融資」にご注意ください
    https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/kinyu_chuui.html
  21. 金融庁:いわゆる「先払い買取」現金化に要注意
    https://www.fsa.go.jp/ordinary/chuui/cashing_chuui2.html
  22. 三井住友銀行:カードローン返済シミュレーション
    https://www.smbc.co.jp/kojin/cardloan/payment_simulation/
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