債務整理 2023/10/13

任意整理のリスクとは?|「しなければよかった」を防ぐためにデメリットや依頼におすすめの弁護士事務所を紹介

『任意整理』は借金を比較的簡単に減額できる方法です。しかし、リスクを理解せず利用して「使わなければよかった」と後悔される方もいらっしゃいます。

そこで任意整理について調査。どんなメリット・デメリットがあるのか?どこの弁護士事務所に依頼すべきなのか?など気になる点を紹介していきます。

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おかねの教科書 編集部

執筆者 おかねの教科書 編集部

おかねの教科書編集部です。

目次

ベリーベスト法律事務所 弁護士法人プロテクトスタンス 弁護士法人ユア・エース サンク総合法律事務所 東京ロータス法律事務所
相談料 初回60分間のみ無料
任意整理は何度でも無料
何度でも無料 何度でも無料 何度でも無料 無料
着手金 要問合せ 1社:5.5万円 1社:5.5万円~(税込) 1社:5.5万円~(税込) 1社:2.2万円~(税込)
連絡方法 電話・メール 電話・FAX・メール 電話・メール・
お問合せフォーム
電話・メール 電話・メール・
お問合せフォーム
リンク先 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

任意整理のデメリット

任意整理とは債務整理のうちの一つです。債権者と直接交渉することで、利息のカットや長期分割払いに変更。借金が減額になる国が認めた制度です。

返済額が減少しますが、それに伴うデメリットも存在しています。

【デメリット】事故情報として登録される

大きなデメリットとして、信用情報が傷つき、金融履歴に「事故情報」として登録されてしまうことでしょう。このことを俗に「ブラックリストに載る」ともいいます。

影響としては、主に

  • クレジットカードの使用・新規発行ができない
  • 各種ローンを組めなくなる
  • スマホなどを分割で購入できなくなる

があるので、日常生活で不便に感じることはあるでしょう。

事故情報について詳しくは下記を参照ください。

事故情報の掲載は5〜10年程度続きます。

【デメリット】任意整理に応じてくれない会社もある

任意整理は裁判所を通さずに、債務者と債権者が話し合う方法です。

直接話し合うため、債権者が任意整理を認めてくれない可能性もあります。他にも、任意整理自体の契約は締結できたが、希望していた金額ほど減額にはならなかったなど条件が通らないこともあるので注意してください。

そういったことにならないように、任意整理をおこなう弁護士選びは重要です。

こちらでは、任意整理に強い弁護士事務所を紹介しているので、ぜひ確認してください。

【デメリット】返済は続けて行く必要がある

任意整理は利息をカットしたり支払期間を延長することはできますが、全額免除にはなりません

元金は返済していく必要があるので、収入がない・不安定な方は任意整理の利用は厳しいでしょう。

また、延滞をしてしまうと「遅延損害金」※1を払う必要もあります。

延滞した場合についてはこちらを参照ください。

※1:債務者が支払いを遅滞したときに、損害を賠償するために支払われる金銭のこと。

任意整理のメリット

ここまで、任意整理のデメリットについて紹介してきましたが、もちろんメリットも存在します。

借金の負担が軽くなる

一番大きなメリットとしては、借金が減額になることです。

任意整理は返済期間の見直しもおこなうので、毎月の返金額も少なくなります。そのため、生活にも少しは余裕が出るでしょう。

債権者からの督促が止まる

任意整理を弁護士に依頼した場合、弁護士が債権者に対して『受任通知』を送付します。

受任通知を受け取った債権者は、返済の督促ができません。督促もストップするので、精神的にも楽になりますよ。

受任通知とは


  • 債務者の借金について任意整理を利用すること
  • 当該弁護士が代理人になったこと
  • 当該弁護士が債権者と交渉をおこなうこと

を債権者などに通知する書類です。

過払い金があると、お金が戻ってくる可能性もある

過払い金とは、法定金利より多く支払っていた利息のことです。

任意整理をおこなった際に、利息の払い過ぎを証明できれば、過払い金を取り戻すことができます。

返済額が減少するだけでなく、お金が戻ってくるのは嬉しいですね。戻ってきたお金は依頼した弁護士費用などにも充てることができます。

任意整理をした方がいい人/しない方がいい人

ここまでデメリット・メリットを紹介してきました。一長一短ある制度ですが、自分が任意整理を使うのに向いているのかわからない方も多いと思います。

そこで、した方がいい人/しない方がいい人をまとめましたので、自身の状況と照らし合わせてみてください。

した方がいい人 しない方がいい人
  • 借入の総額が年収の1/3を超えている人
  • 安定した収入がある人
  • 周りにバレずに借金問題を解決したい人
  • 収入がない・少ない人
  • 借金の金利が低い人
  • 事故情報への登録ができない人

任意整理をしたほうが良い人

任意整理に向いている方の特徴は以下の通りです。

  • 借入の総額が年収の1/3を超えている人
  • 安定した収入がある人
  • 周りにバレずに借金問題を解決したい人

借入の総額が年収の1/3を超えている人

年収の1/3を超える貸し付けは、国が定めた総量規制によって制限されています。

また、年収の1/3を超えていると返済が難しいとされているので、任意整理を検討しましょう。

総量規制とは、年収の1/3以上の貸し付けは禁止と貸金業法によって定められたものです。

安定した収入がある人

債権者との和解後も毎月返済をしていく必要があります。

安定した収入がある人は、借金が膨れ上がらないうちに、任意整理を利用することをおすすめします。

周りにバレずに借金問題を解決したい人

任意整理は裁判所を通す必要もなく、他の債務整理よりも周りにバレることなく手続きができます。

自己破産などと違い、持ち家や財産を手放すこともありません

可能な限り周囲に見つからず、借金問題を解決したい人は活用しましょう。

任意整理をしない方がいい人

任意整理に向いていない人の特徴は以下の通りです。

  • 収入がない・少ない人
  • 借金の金利が低い人
  • 事故情報への登録ができない人

収入がない・少ない人

任意整理は借金の全額免除ではなく、減額になる制度です。

毎月の返済額を払えないほど、収入がない・少ない人はおすすめできません。

借金の金利が低い人

元金でなく利息をカットして、返済の負担を軽くしていきます。

しかし、金利が低い借金の任意整理をおこなっても効果はそれほど見込めません。そのため、金利が低い借入先の整理には不向きです。

事故情報への登録ができない人

前述したように任意整理を使うと事故情報に掲載されてしまいます。

  • クレジットカードが使えなくなる
  • ローンが組めなくなる

上記のような制限がかかることで、生活に大きな影響がある人は使用に向いていません。

【経験豊富】任意整理に強い弁護士事務所5選

ベリーベスト法律事務所 弁護士法人プロテクトスタンス 弁護士法人ユア・エース サンク総合法律事務所 東京ロータス法律事務所
相談料 初回60分間のみ無料
任意整理は何度でも無料
何度でも無料 何度でも無料 何度でも無料 無料
着手金 要問合せ 1社:5.5万円 1社:5.5万円~(税込) 1社:5.5万円~(税込) 1社:2.2万円~(税込)
連絡方法 電話・メール 電話・FAX・メール 電話・メール・
お問合せフォーム
電話・メール 電話・メール・
お問合せフォーム
リンク先 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト 公式サイト

ここからは、任意整理を得意とする弁護士事務所を紹介していきます。どこも実績豊富なので、しっかりとした成果が期待できるでしょう。

ベリーベスト法律事務所

出典:ベリーベスト法律事務所

ポイント

  • 相談件数は累計36万件超え
  • 1件目の着手金は無料
  • 全国に多数の拠点あり

特徴

任意整理に関する相談は全て無料な「ベリーベスト法律事務所」

任意整理を得意としており、相談件数は累計36万8091件※2と多くの方に頼りにされていることがわかります。

また、過払い金の回収にも強いので、借金の減額にプラスして、お金が戻ってくるかもしれませんよ。

同事務所には多くの女性スタッフも所属しているので、女性でも気軽に相談できますよ。

ベリーベスト法律事務所については、下記にて詳しく紹介しています。

※2 集計期間:2011年2⽉〜2022年12⽉末

任意整理の費用

手数料(1社あたり)

  • 0円〜
    ※負債額に応じます。手数料が0円になるのは負債額が10万円未満の場合です。詳しくはお問い合わせください。
    ※時効援用が成立した場合、手数料の上限は55,000円(税込)となります。

報酬金

  • 解決報酬金(1社あたり):2万2,000円(税込)

成功報酬

  • 取り戻した過払い金の22%

    ※裁判ありの場合27.5%

  • 現在借金を返済中だった場合:減額できた金額の11%

事務手数料

  • 1案件につき4万4,000円(税込)

    ※金額は状況によって異なります。詳しくはお問い合わせください。

基本情報

正式名称 ベリーベスト法律事務所
代表弁護士 酒井 将(東京弁護士会)
浅野 健太郎(東京弁護士会)
萩原 達也(第一東京弁護士会)
所在地 【東京オフィス】
〒106-0032 東京都六本木一丁目8番7号 MFPR六本木麻布台ビル11階

拠点 全国72拠点
連絡手段 ▼電話
0120-170-316(24時間受付)
公式ホームページ https://www.vbest.jp

弁護士法人プロテクトスタンス

出典:弁護士法人プロテクトスタンス

ポイント

  • お客様満足度93%
  • 任意整理の相談は無料
  • 債務整理の案件に強い

特徴

「弁護士法人プロテクトスタンス」13,000人以上の債務整理・過払い金回収の実績がある法律事務所です。

同事務所はお客様満足度93%と、実際の利用者からも高評価。経験豊富な弁護士がしっかりとサポートしてくれます。

電話での問い合わせも平日は21時までと他の事務所と比べても遅くまで対応しているので、相談もしやすいですよ。任意整理に関しては無料で相談を受けられます。

弁護士法人プロテクトスタンスについては、下記にて詳しく紹介しています。

任意整理の費用

相談料

  • 何度でも無料

着手金

  • 1社:5.5万円

報酬金

  • 債権者主張の債務額を減額または免除することができた場合、その経済的利益に対して11%を報酬金とする

その他

  • 弁護士費用は2.2万円からの分割払いが可能です。
  • 権者主張の債務額を減額または免除することができた場合、その経済的利益に対して11%を頂戴する
  • 過払い金請求、裁判所への出廷費用等については別途費用が必要

基本情報

正式名称 弁護士法人プロテクトスタンス
Protectstance Legal Professional Corporation
代表者 五十部 紀英(いそべ としひで)
所在地 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館10F
拠点 全国8拠点(東京・札幌・仙台・大宮・名古屋・大阪・広島・福岡)・海外1拠点(台湾)
連絡手段 ▼電話
0120-915-464 平日9:00~21:00 土日祝 9:00~19:00
▼FAX
03-6268-9518
▼メール(お問合せフォーム)
※24時間受付
▼LINE登録
なし

公式ホームページ https://protectstance.com/

弁護士法人ユア・エース

出典:弁護士法人ユア・エース

ポイント

  • 相談実績は17万件以上
  • 周囲に知られずに依頼ができる
  • 弁護士費用は分割支払い可能

特徴

開設5年で17万件以上の相談実績を誇る「弁護士法人ユア・エース」

任意整理も得意としており、事前相談は何度でも無料ですよ!

郵送物は郵便局留め・連絡先の電話番号の指定など、希望があれば周囲に依頼したことがバレない対応も取ってくれます。

弁護士費用に関しても分割での支払いができるなど、依頼のハードルが低い事務所です。

弁護士法人ユア・エースについては、下記にて詳しく紹介しています。

任意整理の費用

相談料

  • 何度でも無料

着手金

  • 1社につき 55,000円~(税込)

報酬金

  • 和解報酬:11,000円~(税込)
  • 減額報酬:減額分の11%(税込)
  • 過払報酬:返還額の22%(訴訟の場合は27.5%)(税込)

基本情報

正式名称 弁護士法人ユア・エース
代表者 正木 絢生(第二東京弁護士会)
所在地 東京都中央区日本橋堀留町2-3-14 堀留THビル10階(2階受付)
拠点 東京・福岡・愛知・大阪
連絡手段 ▼電話
0120-951-408 平日9:00~18:00 (土日・祝日・年末年始を除く)
▼メール(お問合せフォーム)
※24時間受付
公式ホームページ https://your-ace.or.jp/

サンク総合法律事務所

出典:サンク総合法律事務所

ポイント

  • 相談実績は累計27万件以上
  • 事前相談はオンラインでも可能
  • 報酬金は最安値レベル

特徴

「サンク総合法律事務所」は問い合わせ・相談実績は累計27万件以上の弁護士事務所です。

任意整理の報酬は、債権者1社につき11,000円(税込)と最安値レベルなので、弁護士への依頼費用は安く押さえたいと考えている方は一度相談してみましょう。相談に関しても無料で受けられますよ。

事務所は東京にありますが、相談・依頼は全国どこからでも可能です。

サンク総合法律事務所については、下記にて詳しく紹介しています。

任意整理の費用

相談料

  • 何度でも無料

着手金

  • 債権者1社につき:55,000円(税込)

報酬金

  • 債権者1社につき:11,000円(税込)

減額報酬

  • 11%(税込)

過払い金報酬

  • 過払い金報酬 回収額の22%(訴訟の場合には27.5%)

基本情報

正式名称 弁護士法人サンク総合法律事務所
代表者 樋口 卓也
第二東京弁護士会 第29906号
所在地 〒104-0032 東京都中央区八丁堀4-2-2 UUR京橋イーストビル2階
アクセス方法 都営浅草線「宝町駅」A1出口より徒歩2分
JR東日本/東京メトロ日比谷線「八丁堀駅」A3出口より徒歩4分
東京メトロ銀座線「京橋駅」1番出口より徒歩5分
営業時間 9:30〜18:30(応相談)
定休日 土・日・祝日(応相談)
連絡手段 ▼電話
0120-281-739※平日:9:00-21:00
▼メール(お問合せフォーム)
※24時間受付
▼LINE登録
なし
公式ホームページ https://thank-law.jp/

東京ロータス法律事務所

出典:東京ロータス法律事務所

ポイント

  • 受任実績は7000件以上
  • 相談費用は無料
  • 土日祝も対応可能

特徴

借金に関する相談は無料で受け付けている「東京ロータス法律事務所」

任意整理などの受任実績は7000件以上と経験豊富。利用者の事情に応じた解決方法を提案してくれるなど、寄り添った対応が好評です。

事務所は東京にありますが、希望によっては全国対応も可能、土日祝も連絡が取れるなど利用しやすい環境が整っています。

東京ロータス法律事務所については、下記にて詳しく紹介しています。

任意整理の費用

相談料

  • 無料

着手金

  • 1件:22,000円

報酬金

  • 1件:22,000円

減額報酬

  • 11%(税込)

過払い金報酬

  • 回収額の22%(税込)

その他

  • 1件につき諸費用5,500円
  • 和解金の支払いを代行する場合の送金管理手数料1件1,100円
  • 訴訟対応の場合、別途着手金1件33,000円

事務所情報

正式名称 弁護士法人 東京ロータス法律事務所
代表者 永安 優人(東京弁護士会 No.44304)
所在地 〒104-0032 東京都台東区東上野1丁目13番2号廣丸ビル1-2階
営業時間 10:00〜20:00(応相談)
連絡手段 ▼電話
0120-316-715※平日:10:00-20:00 土日祝:10:00~19:00
▼メール(お問合せフォーム)
24時間利用可能
公式ホームページ https://thank-law.jp/

返済ができないとどうなる

任意整理後の返済ができず、延滞してしまうとどうなるのでしょうか?

債権者と和解する際に下記のような契約書類を作成します。

乙(債務者)が支払を□□回分以上怠ったときは、当然に期限の利益を喪失し、甲(債権者)に対して、和解金の残金及び期限の利益を喪失※3した日の翌日から完済に至るまで、年〇〇%の割合による遅延損害金を一括で支払う。

□□は債権者やその時の状況によって異なりますが、支払い2回分と指定されることが多いです。

今回は、□□を2回〇〇を15%と設定した事例を紹介します。

※3:期限の利益=返済期日までにお金を返済すれば問題ないという意味です。「期限の利益を喪失」してしまうと、返済期日に関わらず一括返済が必要です。

1ヶ月だけ支払えないパターン

なんらかの理由で1ヶ月だけ支払いができない(1ヶ月だけ滞納する)場合は、大きな問題はありません。

もちろん、債権者から督促の連絡があるので、「××日までには支払う」ことを事前に伝えておいてください。

2ヶ月以上支払いができないパターン

2ヶ月以上支払いを延滞した場合、契約書類の「期限の利益を喪失」にあるように、残りの返済金を一括で支払うことになります。

合わせて、遅延損害金※1も支払わなければなりません。

※1:債務者が支払いを遅滞したときに、損害を賠償するために支払われる金銭のこと。

事例

100万円を毎月2万円ずつ返済していたが、50万円まで支払ったところで2ヶ月延滞してしまった。返済は延滞から1年後にすべて支払い完済した。

上記の事例だと、

残りの返済額 50万円
遅延損害金 15万円
支払合計 65万円

元金より15万円多い、65万円を一括で払うことで完済となりました。

延滞するほど、遅延損害金も増加し、支払う金額が上がっていることがわかります。

返済ができない場合の対処法

任意整理後の金額を今後支払う余裕がない場合の対処方法は以下の通りです。

  • 再和解をする
  • 他の債務整理に乗り換える

再和解に関しては、一度延滞している事実があるので厳しいでしょう。

他の債務整理とは個人再生や自己破産に乗り換えることを指します。

個人再生や自己破産について詳しくは、下記を参照ください。

任意整理の疑問点

ここからは任意整理に関しての疑問点を解説していきます。

任意整理をすると周りにバレる?

任意整理は裁判所を通さずに、債権者と直接やり取りをします。そのため、他の債務整理(自己破産・個人再生)と比べ、周りにバレる可能性は低いでしょう。

会社の同僚などにバレることはないでしょうが、同居している家族には知られる可能性があります。

任意整理をしたことが、同居している家族にバレる理由は、

  • 自宅に弁護士事務所から郵便物が届く
  • クレジットカードが使えないことに家族が気付く

などです。

弁護士事務所の中には、郵送物を郵便局留めにしてくれる・電話する時間を調整してくれるなどの対応を取ってくれる場所もあるので、気になる方は活用してみてください。

完済できるまでの期間は?

完済までの期間に関しては、3~5年程度です。

支払い回数に関しても、債権者と話し合い決定します。

任意整理を辞退することは可能か?

デメリットを知るにつれ、任意整理を利用することを辞退しようと思う方もいらっしゃるでしょう。

任意整理に関して途中でやめることは可能なのでしょうか?

  • 受任通知発送前:取下げは可能です。
  • 受任通知発送後:金融機関に受任通知が届いていると、事故情報として既に登録されているので取下げはできません。
  • 債権者との和解後:債権者との和解成立後は辞退することができません。

上記からわかるように弁護士に依頼していても、受任通知の発送前なら辞退は可能です。

弁護士を使わずに任意整理を利用できる?

弁護士に依頼すると費用がかかるから、自分一人で債権者と和解しようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。

結論から申しますと、弁護士を雇わずに債権者と和解することはできます。債務整理の中でも裁判所を通さない任意整理だからできる方法です。

しかし、弁護士を通さないと和解に応じない債権者も多く、書類なども自分で作成しなければなりません。手間や労力を考えると、弁護士に依頼することをおすすめします。

【まとめ】メリットも多く存在しています

ここまで任意整理のデメリットについて紹介してきました。

デメリットの面を見ていると利用には二の足を踏んでしまう気持ちはわかります。

しかし、現在苦しんでいる借金を減額できるチャンスです。新しい生活への第一歩だと思って踏み出してみてはいかがでしょうか。

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